空飛ぶ自由人・2

旅・映画・本 その他、人生を楽しくするもの、沢山

コロナが家にもやってきた

2023年03月02日 23時00分00秒 | 身辺雑記

3年も続く新型コロナのパンデミック。

しかし、身近な人でコロナにかかった人はいなかった。

今までの感染者は、昨日までで通算3323万6051人。
人口で割ると、28パーセント、
3.6人に1人
なるほど、身近にいなくても不思議はない。

と思っていたら、
ついに、身近の人が感染してしまった。

それは、娘。
2月始めに韓国に行き、
2日間に4本ミュージカルを観るという
ハードスケジュールをこなし、
その休みの余波で、
仕事が立て込んでしまった。
今、娘は、ある会社の契約社員で、
在宅でデザインの仕事をしている。
見た目にも、忙しくて辛そうだな、と思っていたら、
風邪の症状が出た。
検査キットを使ってみると、
線が1本。
つまり、陰性。

と、安心していたら、
喉ががらがらになり、症状が進んだ。
再び検査キットで検査すると、
2本線。
つまり、陽性だ。

熱もなく、症状も苛烈ではないので、
自宅療養

娘の部屋に隔離し、
食事はドアの前に置き、
食べたら、戻す。
トイレは、親がリビングにいない時にささっと済ませ、
風呂は夜中に。
という、まるでニートみたいな生活。
会話は出来ないので、
家の中で携帯電話で連絡をするというヘンな具合。

という生活がしばらく続き、
症状が収まったので、
再び検査キットを使うと、
めでたく陰性に。

それでも、ウィルスを発散してはいけないので、
しばらく隔離状態を続け、
先週土曜日に、普通の生活に戻った。

私たち夫婦は、めでたく「濃厚接触者」に。
しかも、高齢者。
だが、感染せずに済んだようだ。

同じ家にいて、ウィルスに触れなかったのか、
といえば、触れているのは間違いない。
町中どこに行ってもウィルスはいる。
しかし、ウィルスを吸い込むことと、
発症することは違う。
要するに免疫力、抵抗力の問題だ。
私たち夫婦は、仕事もせず、疲れることもなく、
ストレスフリーの生活をしているので、
たとえウィルスに触れたとしても、
発症には至らない、
ということが証明された。
娘が発症したのは、
韓国と仕事のハードスケジュールのためと思われる。

やがて、3月に入ると、マスクもフリーになり、
5月には、「2類」から「5類」に引き下げられ、
季節性インフルエンザと同じ扱いになる。
それでも律儀な日本人気質で、
マスクは続くだろうが、
夏になって、暑くなれば、自然にマスクも外す人が多くなるだろう。
ようやく欧米並になる。

3年前は、コロナの正体が掴めなかったから、
恐怖心ばかりが煽られ、
非常事態宣言だの、飲食店の営業自粛だの、
ステイホームだので、
不自由な世界になった。
ようやく、日本全体が、
普通の生活に戻る日は近い。


子どもの感性を育てるクラシック名曲コンサート

2023年02月14日 23時00分00秒 | 身辺雑記

一昨日の日曜日、
カミさんと渋谷に出かけました。

マリオのゴーカート、外国人観光客に人気のようです。

センター街を通り抜け、


ここへ

渋谷Bunkamura オーチャードホールです。

一昔前、東京国際映画祭が渋谷で開催されていた頃は、
よくここで行列に並んだものでした。

今日のコンサートは、これ↓。

プログラム。

子どもの豊かな感性に必要な力は「共感力」と「想像力」。
「クラシック音楽」は子どもたちの感性を育むのに一番の近道。
なぜなら歌詞がないため、
「音」からいろいろな景色や気持ちを想像して聴くものだから。
モーツァルトやバッハの名曲から、
子どもたちはどんな場面を想像するのでしょう?
子どもたちは音楽の楽しさを、
大人たちはその奥深さを学ぶ、
今までにない特別なプログラム。

そういうわけで、観客は親子、
というより、母娘が多い。
老夫婦二人というのは、私たちだけのようでした。

入場料は、大人8,800円
子ども(4歳~高校生)3,800円

ステージは、コンサート仕様。

演奏曲は、↓。

モーツァルト、バッハ、チャイコフスキー、
ベートーベン、ビゼー、ブラームス、
ラベル、ロッシーニ、シュトラウスらの
よく知られた曲ばかりです。
さすがにワーグナーはありません。

案内役は、フランスからやってきた、

演奏は飯森範親(いいもり・のりちか)率いる


パシフィックフィルハーモニア東京。


1990年設立の練馬を拠点とするオーケストラ。

ピアノソリストとして、福間洸太朗

実は、福間さんのファンである
娘とカミさんが、この人の演奏を聞きたくて、チケットを取ったものの、
娘は事情で来れなくなり、私が代わりに来た次第。

ゲストに脳科学者の茂木(もぎ)健一郎

音楽と脳の関係を解きあかします。

募集して選ばれた子ども(この回は小学生と4歳のお子さん)に
初めての指揮で「カルメン」前奏曲を演奏したり、
ラベルの「ボレロ」のリズムを解説したり、
ベートーベンの「運命」の最初の部分を
映像で解析したり、と子ども向けのサービスも。
最後は「ラデツキー行進曲」を指揮者の指導で手拍子で参加。

お子さま向けのプログラムでしたが、
やはりオーケストラの生演奏は素晴らしく、
良い日曜の午後をすごしました。

私が生のオーケストラを初めて聴いたのが、いつか。
思い出せません。
小学生でなかったのは確か。
こういう行事でオーケストラの生演奏に触れることの出来る
東京の子供たちは幸せですね。

会場で配られていた福間さんのリサイタルのチラシ↓。

 


スモールワールズ

2023年01月13日 23時00分00秒 | 身辺雑記

一昨日のこと。
新木場経由、りんかい線で、↓ここへ。

有明コロシアムを横目で見ながら、


↓ここへ。

スモール・ワールズ東京
2020年6月、
有明に誕生した、
世界最大級の全天候型ミニチュア・テーマパーク

入場料金は大人2700円。
ネットで前売り券を買うと10%引きの2430円。
しかし、アソビュー!というサイトで買うと、
更にイベント割20パーセントが適用され、1944円に。
ワンドリンクも付いて、お得です。
ネットで申し込めますが、
チケットを受け取るには、スマホが必要。


スマホなしには生活できない時代になりました。

営業時間は午前11時から夜7時まで(入場は6時まで)。

主に5つのエリアに分かれ、

まず、「関西国際空港」

広いスペースに、滑走路が作られています。
そして、空港設備も。


JALが全面協力しているらしく、
他の航空会社もあるものの、全日空の姿は見当たりません。

見ものは、旅客機の離着陸がされていることで、ご覧のとおり、


機首を上げた飛行機が空を飛んでいきます。


ここに入り、


今度は着陸の方に出て来るらしい。

空港を取り巻く海は、
時間と共に刻一刻と色を変えていきます。

滑走路も夜景に。

そして、朝が。

「空飛ぶ自由人」としては、
いつまでも見ていられる景色でした。

続いて、「美少女戦士セーラームーン」のエリア。

これも夜景に。

私の守備範囲ではないので、
軽く見てスルー。

次は、「世界の街」

ドイツ、スイス、フランス、クロアチア、香港の町が
精密に作られています。

これも夜景に変身。

「宇宙センター」のエリアでは、

ロケットの打ち上げや、

スペースシャトルの出発を再現。

「エヴァンゲリオン格納庫」は、


ご覧の3体のロボットが格納され、


空へ。


これも守備範囲ではありません。

「エヴァンゲリオン第3新東京市」は、


精密な町と村が作られています。


見ものは、このビル群が
沈んでいきます。

じきに再浮上。

このスイッチを押すと、


人形が動く、


という小技も。

工房もありますが、私の行った時はお休みのよう。

住民権プログラムというのがあり、
有料で自分の80分の1のフィギュアを作成し、
選択したゾーンに1 年間展示する権利を販売しています。

風景に人形を置いて撮影することも可能。


有名人も多数作ったようです。

このエリアは、追加料金500円。


ここのことは、別な日に紹介します。

とにかく精密なミニチュアを見るだけで楽しく。
付属展示も含めて2時間も滞在してしまいました。

お昼は駅近くのビルのレストラン街で、


海鮮丼を。

このオブジェも面白い。

 


日枝神社に初詣

2023年01月08日 23時00分00秒 | 身辺雑記

今日は、朝から溜池山王駅へ。

今年の初詣。
今日、日枝(ひえ)神社へ行ってきました。

来るのは15年ぶり、
3度目ですが、
以前は桜を観に来たので、
今回が本格的な参拝。

千代田区永田町にあるこの神社。
江戸三大祭が行われる、由緒ある神社です。

江戸三大祭とは、次の3つ。
神田祭(神田神社で行われる祭)
山王祭(日枝神社で行われる祭)
深川祭(富岡八幡宮で行われる祭)

公道に面した山王橋。

長い階段なので、エスカレーターが設置されています。

横から見たところ。

頂上から見たところ。
この神社がかなりの小高い丘の上にあるのが分かります。

大山咋神(おおやまくいのかみ)を主祭神とし、
相殿に国常立神(くにのとこたちのかみ)、
伊弉冉神(いざなみのかみ)、
足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)を祀ります。

これが正面の神門

境内。

本殿です。

創建の年代は不詳で、
文明10年(1478年)、
太田道灌が江戸城築城にあたり、
川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である
川越日枝神社を勧請したのに始まりとされています。
徳川家康が江戸に移封されたとき、
城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守としました。

慶長9年(1604年)からの徳川秀忠による江戸城改築の際、
社地を江戸城外の麹町隼町に遷座し、
庶民が参拝できるようになりました。

明暦3年(1657年)、明暦の大火により社殿を焼失したため、
万治2年(1659年)、将軍家綱が
赤坂の松平忠房の邸地を社地にあて、
現在地に遷座したものです。

昭和20年(1945年)の東京大空襲で社殿が焼失し、
昭和33年(1958年)に再建されました。

江戸城が皇居となったことで、
日枝神社は皇居の守り神「皇城の鎮」として崇められています。

求めに応じてご祈祷していただけます。

おみくじは日本の文化。

お神酒が供されていました。

背景の近代的なビルとのコントラスト。

御朱印と絵馬。

これは、併設された神社。

神社の中に神社があるのが包容力。

中の様子。

ここから稲荷参道になります。

朱色の鳥居が立ち並ぶ「千本鳥居」が光り輝き、
鳥居に添うように奉納幟がはためいています。

稲荷の鳥居は社殿と同様、
稲荷塗」といわれるもので、
赤ではなく朱(あけ)で彩色するのが慣例です。
この「あけ」という言葉は、
赤・明・茜といった明るい希望の気持ちをその語感で連想させ、
さらにこの色合いには
生命・大地・生産の力をもって稲荷大神様の御霊(みたま)の働きとする
強烈な信仰が宿っています。

この下にも鳥居が。

赤坂方面から来ると、この鳥居が迎えます。

今度は下から上へ。

巫女さんたち。

こういう施設も。

各所に、のぼりが。

宝物殿

入ったところに立つのは、

太田道灌像。

現在保存されている刀剣は31口で、
そのうち国宝1口・重要文化財14口・重要美術品1口があります。

第3代将軍家光の朱印状

徳川家康の朱印状。

出口で撮影禁止だったことに気づきました。

すみません、撮っちゃいました。

脇には、さざれ石が。

これが男坂。女坂もあります。

山王鳥居

実は、こちらが表参道なのです。

やはり、神社は日本の宗教文化。

身がひきしまります。