3日目。
朝早く起きて、タクシーで
ここへ。
パラナケ総合ターミナル。
Paranaque Integrated Terminal
略称PITX(ピーテックス)。
ここからフィリピン各地へのバスが発着します。
今回の旅行、1週間の日程にしたのは、
せっかく寒い日本から暖かい国にいくのだから、
ゆっくりしたい。
マニラから足を延ばすのもいい。
いろいろツァーを探しても、適当なものがなく、
マニラのあるルソン島から
少し離れたところにある島に
ホワイトビーチというリゾート地があることを知り、
そこに行ってみることにしました。
それには、
バスでルソン島の南にあるバタンガスという港に行かなければなりません。
そこで、ここPITXを訪れましたわけです。
すごい大きな施設で、
人が一杯です。
バタンガスへのバスのチケットは、
ここ、4番ブースで購入。
↓のような紙を渡されますが、
これは、予約票のようなもので、
料金はバスの中で支払います。
2階のブース4で発券されることも、
予約票の仕組みも、
事前に他の方のブログやYouTubeで予習済みなので、
戸惑うことはありませんでした。
ネットの情報はありがたいですね。
5番ゲートの
35番停留所へ。
窓際は取れなくて、最後部座席へ。
ほどなくして、
乗車料を集めに来ました。
↓が料金支払い後の乗車券。
285ペソ(770円)。
7時32分に出発。
席は半分くらい埋まっており、
テレビで「ゴーストバスターズ2」をやっています。
高速道路を飛ばしますが、
ガタガタと乗り心地は良くない。
バスが古いからか、
道路が悪いのか。
道路に所々亀裂が入っているのが原因のようです。
トイレが整備されており、安心。
2時間ほどでバタンガスに着きました。
バスターミナルで止まりますが、
ここで降りてはならず、
そのまま座っていれば、
港まで行ってくれる、
というのが予習の成果。
10分ほど走って、
港のターミナルの入り口に。
予習したのとは違い、
建物が新しくなっているようでした。
船会社ごとのチケット売場があり、
私はこの会社でプエルトガレラ行きのチケットを買います。
シニア料金が適用されて、
437ペソ(1180円)。
他にターミナルフィーを30ペソ(80円)支払うのも予習済み。
10時発の高速船にすぐ乗れました。
客席はこんな風ですが、
私は2階のデッキへ。
バタンガス港を出発して、
船はミンドロ島を目指します。
島と海をを眺めてすごしました。
途中、イルカと遭遇しました。
1時間半ほどでミンドロ島、
プエルトガレラのバラテロ港に着きました。
ここでは、入島料シニア・100ペソ(270円)を支払い。
これも予習済み。
↓はフェリー。運航に時間がかかります。
待っていたのは、トライシクル。
150ペソ(400円)でホワイトビーチに向かいます。
ここから入り、降ろされて、ビーチへ。
土産物屋の中から、
ビーチへ。
確かに名前のとおり、砂が白い。
ここがホテルかと思ったら、
レストランで、
その奥に同じ名前のホテルがありました。
このホテル、
私の海外経験で最低最悪のホテル。
まず、お湯が出ない。
インドでそういう経験はしましたが、
インドだからね、と許せます。
しかし、ここは、リゾート地。
お湯の出ないホテルなど、論外です。
配管そのものが、お湯が出る仕様になっていません。
バスルームに置いてあった石鹸は、
丸型の包装を解くと、中は溶けてなくなっていました。
もしかして、この部屋には数カ月も人が泊まっていないのでは、と要らぬ心配を。
泊まるのは分かっているのに、
トイレットペーパーも置いてない。
受け付けの女性は、友達とペデュキア塗りにいそしんでおり、
やる気のなさがありあり。
更に、夜中に水が止まりました。これは困った。
(朝、係が来たので言うと、下でなにやらしていて、水が出るようになりましたが。)
前日、ホテルからメールをいただき、
島へ着いてからのあれこれが詳細に書かれており、
丁寧で分かりやすく、期待できるホテルかも、と思いましたが、
現実は上記のとおりです。
フィリピンの恥のレベルです。
右の鍵兼用の電源。
今時珍しいブラウン管テレビ。しかし、映りません。
窓外の眺めも最悪。
良かったところは、海岸に至近なところ。
水着に着替えて、海へ。
海で泳いだのは、15年ぶりか。
(泳いだというより、浸かったというのが正しいですが。)
その後、浜辺を散策。
細い通りを通ります。
町にも出かけました。
小高い場所からビーチをのぞむ。
夕方から雨になり、
天気予報を調べると、
翌日は大雨で強風とのこと。
もし船が運航停止になったら、
翌日以降の計画が崩れてしまいます。
そういう危機をはらんで、
ホワイトビーチの夜は更けていきました。
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