ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

足したり引いたり。

2006年10月08日 | フランス語

努力をするほうの「勉強」は苦手です。
根性ありません。根気もありません。
でも、雑学的な情報収集は大好きです。

そんな私が高校時代、唯一先生にわざわざしに行った質問が、
2月だけ何故28日なんですか」でした。
聞きに行くか、普通、そんなことを、世界史の先生に。
その先生答えていわく、
「ジュリアスシーザーが7月に、アウグストゥスが8月に自分の名前をつけて、さらに他の月に差をつけるために2月から1日ずつもらったので、2月が28日になって、7,8月は31日になった」

ほおお。
7月のJulyはジュリアスから、8月のAugustはアウグストゥスからかあ。
そういえば、音が似てるなあ。

初々しい高校生だったひいらぎは、そのまま何となく納得して、教官室を後にしたのでした。


で、この話が何故「フランス語」のカテゴリーに入れてあるのかというと、
フランス語の「へええ」(そういえば、終わっちゃいましたね「トリビア」)に繋がっちゃったんです、私の中で。

地道な勉強が苦手な私は、基本的な単語を覚えることすらできません。
中学から大学まで都合9年間も勉強した(…)にも拘らず、
9~12月は何がなにやら分からないままでした。
フランス語を始めてもそれは同じこと。
   英語    フランス語
9月 September  septembre
10月 October  octobre
11月 November  novembre
12月 December   decembre
なるほど、似てるわ。でも、どれがどれだか分からないから、同じことよね。

ほとんど最初から覚えることを投げていたんですが(その辺の事情はまた後日)、
ある日ふと、
「あれ?octobreのoctoって、もしかして、octopus(タコ)のoctoと同じ?」
と思い立ったんです。
タコ⇒八本足⇒8⇒huit(ォゥィットゥ) 音が似てる!
そうすると、
7(sept)septembre
8(huit)octobre
9(nouf)novembre
10(dix) decembre
と、それぞれ対応しているように見える…。
となると、2月分ずれているよ?「9月が7の月、11月が9の月…」になっちゃう…。

あ、そうか、
ジュリアスシーザーとアウグストゥスが横入りしたせいで7月と8月の分、ふたつきずれたんだ!そうだ、そうに違いない!

と、大いに納得した私は(ここでやっと高校の時の話がフランス語に繋がりました
それ以来、
「octobreはオクトパスのタコの8だから、8+2で10月」とか、
「12月は12-2で10だからdixで、あ、decembre」
と、月を言ったり聞き取ったりする時には、2を足したり引いたりしているのでした。
でも。
何回も言いますが。
もうフランス語始めて10余年。
もうそんなになるんだから、いい加減覚えてもいいんじゃないかなあ、
と自分に問いかけてみたりする、けど、飽きずに足したり引いたりしているひいらぎでした。


さて、今回この記事を書くに当たって、ちょっとネットで昔の暦関係について調べてみました。
暦の切り替え関係で3月が1月になったとかでふた月ずれてしまったらしいので、この件に関しては、ジュリアスシーザーとアウグストゥスは無罪のようです。
でも、7の月が9月になった、という推測は当たっていたようです。
で。ネットで調べただけなので確かなことはいえませんが、
2月が28日なのとジュリアスシーザーとアウグストゥスはどうも関係ないようなんですが、先生。
というわけで、高校時代の疑問はまるで解決していないことに気付かされてしまいました。
分かったことは、

暦はとても複雑な変遷をしているので、はっきりしたことは分からないので推測するしかないことが多い、

ということだったりします。
はああ。
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中秋の名月+1日

2006年10月07日 | Weblog

今日は風が強かったです。
そういえば台風が来てたんですよね。
もう、低気圧になったんだったかな。

さて昨日は中秋の名月でした。旧暦の8月15日。
でも、天文学的には、15夜は今日なんだそうで。
そういうわけで、今夜の月です。

まずはオートで撮ってみます。
こんな感じ。

さらに月を10倍にズームアップして、オートで撮影。
こんな感じ。

ま、まぶしい
まるで太陽のまぶしさ。

マニュアルでF8.0 1/125秒(このくらい?うろ覚え)で撮ると、
こんな感じ

思い切ってF8.0 1/200秒ぐらいで撮ったら
こんな感じ

結構クレーターがはっきり写っていて、おおお
簡単デジカメなのに、すごいじゃないかと感動。
そりゃもちろん、本職の方が取るのと比べたら、クリアさはありませんが、
とりあえず満足。
あ、月のみの写真はトリミングしています。
デジカメのいいところは、
失敗を恐れず何枚も撮れる事、その場で確認できること
ですね。
1/200秒でシャッター切れたら、三脚なしでも手振れの心配は少ないし。
大きい画質で撮れば、トリミングしてもある程度ならば大丈夫。
うふふ、結構遊べるわ~
コメント (9)
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十月桜

2006年10月05日 | Weblog

この時期に珍しく咲いている桜を発見!
      
狂い咲きかしら。
でも、最近は、狂い咲きするほど寒暖の差は大きくは無かったし、
狂い咲きにしては咲いている数が多い。
ふと、木に付けられた札を見ると、
十月桜」の文字が。
十月桜?何でしょうそれは。初めて聞きますが。
こんな時、頼りになるのが、「季節の花300」様。
ちゃあんとありましたよ、十月桜のページ。
コヒガンザクラ(小彼岸桜)の園芸品種だそうで、秋と春に2度咲くそうです。
はああ、知らなかった~。
以前植木市で見かけた桜の木の本、余りの分厚さに、
「桜の木ってこんなにたくさんの種類があるんだ」
とびっくりしたことを思い出しました。
ホントに色んな木があるんだねえ。思い込みで物を見ちゃいけないわ。



     
こちらはおなじみの秋桜(コスモス)。
まだつぼみも多く、まだまだ満開は先のようです。
楽しみ楽しみ
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中国の骨は1本すくない

2006年10月04日 | 本のハナシ

今日は、小田空さんの「中国の骨は1本すくない」をご紹介します。


中国の骨は1本すくない

創美社

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変なタイトルでしょ?何故こんな変なタイトルになったのか。
答えは、表紙のタイトル文字の中にあります。


何だか変ですよね?日本の「ほね」の字はこう。三、四画目の向きが違うのにお気づきでしょうか。
つまり。私も初めて知ったのですが、中国の「ほね」という漢字は、日本の漢字の「ほね」より1画少ないんです。それはなぜか。
気が抜けるようなほんとの理由は本書を読んでのお楽しみ。

知っているようで知らない中国。この本は、香港について詳しく書いてありますが、そこは小田さんのことですから、普通の観光本にはなっていません。

かねてから、パソコンでの中国語の文字の入力はどうするんだろうと思っていましたが、この本を読んで謎が解けました。
日本語のローマ字のように「音」を入力して変換する方法と、漢字の部分を分解して、入力する方法があるとか。
針=金+十  というのは理解できますが、
繰=女+火+口+口+木  はわかるような分からないような。
パーツを組み合わせて、文字を作るらしいです。
もうひとつ、日本語で言う「カタカナ」に当たる文字で入力する方法もあるそうです。
現地にいないと分からないような情報を、地域密着型で提供してもらえます。

また、大いに共感させられたのが、中国の情報統制の話。
情報統制のある中国で、アフリカの学生の普通の寮生活を見ることはできるのに、
そんな画像、日本で見ることはまずありません。
なぜなら、視聴率とスポンサーとに日本の番組は縛られているから。
情報統制など無いはずの日本で見られる画像が、真実を映しているとは限らない。
そんな辛口のコメントがチラッと見られたりするのも、小田さんのエッセイ漫画ならでは。
ちなみに店頭では、赤いカバーの上にさらにカラフルな青いイラストのカバーがかけてあります。ううん、贅沢



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万歩計の悲劇

2006年10月03日 | 健康
またやっちまった

洗濯物をたたんでいる時、ジーパンのポケットから
万歩計を発見した時の心の呟き

万歩計をポケットに入れたまま、洗濯機に放り込んでしまった模様。
当然万歩計は動きません。

何度目だよ。
学習能力って言う言葉を知っているか?

ふ。
知っていたら、こんな人生送っていないよね。



電池を換えても全く反応しなくなった万歩計に向かって
人生を語るひいらぎでした。
コメント (10)
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「頑張ったよねあいつ」

2006年10月02日 | Weblog
「頑張ったよね、あいつ」
としみじみ言ったのはイチロー選手。
城島選手の活躍についてのインタビューに答えた時の言葉です。
もう、ホント、心からの言葉。

これはやっぱり単身アメリカに行って(奥さんはいたけどさ)、
人知れぬ苦労をしてきたからこそ出てきた言葉でしょうね。
「日本語で愚痴れるようになった」
とも言っていました。
これもまた、同じ苦労を分かち合っている仲間だからこその言葉でしょう。

稲葉さんがパリーグで活躍しているのも実は嬉しいんです。
あのままヤクルトにいたのでは、活躍の場がなくなってしまったかもしれない。
メジャー入りを希望しながらお呼びがかからなかったことに発奮してというのも少なからずあると思います。
頑張ったよね、稲葉さん。

話は飛びますが、先日無くなった丹波哲郎さんのご葬儀で、西田敏行さんが
「お見事な生涯でした」と弔辞を結ばれた。
「お見事」といってもらえるような生涯を、一体どれだけの人間が送れるだろう、と思うと、
やはり、「頑張ったね、丹波さん」と思ってしまう。

彼らに比べたら些細な一歩すら踏み出せずにいる私。
まだまだ頑張らなきゃね。

あ、そうだ。
ディープインパクト。凱旋門は3位で終わりました。残念でしたね。
でも、まだ競走馬としてのレースは続きます。
稀代の名馬だと信じていますので、ぜひ雪辱を果たして欲しい。

忘れちゃいけない、日本ハム。リーグ戦1位通過おめでとうございます。
優勝じゃないところがなんともいえません。
ここまで来れたのは、色々言っても新庄選手の存在は大きかったと思います。
ほんと、新庄選手、がんばったよ。張本さんには「渇ッ!」をもらってばっかりだったけど。
九州人の私は当然ホークスを応援しますがプレーオフ、頑張ってくださいね。

以上、「頑張ったよね」のまとめ雑記でした。
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人体実験?

2006年10月02日 | 健康

慢性蕁麻疹の方は、相変わらずです。
薬を飲み続けていても、やっぱり出ます。

そういうわけで、でも無いんですが、2,3日ほどお薬を飲みそびれていました。
そしたらまあ、結構盛大に蕁麻疹が出るようになりましたよ。
一昨日なんか、お風呂上りには全身がまだらに。

体が温まって血行がよくなると、蕁麻疹出易くなるそうですね。
効果があるのか無いのか疑問に思っていた飲み薬ですが、
多少は効いているようです。

これって一種の人体実験?

などと思いつつ、やっぱりきちんと飲み続けないといけませんね。
荷物を腕にかけたりすると、その圧迫で蕁麻疹が出たりします。
うでの皮膚の色が微妙に赤黒くなって、むずむずすることがあります。
ここはなまじ掻いたりすると、掻いた跡が蚯蚓腫れのような蕁麻疹が出ることも分かってきました。
でも、そうじゃないところにも頻繁に発疹が出ます。
思い当たるほどの大きなストレスもないし。
体調も悪くないし。
やっぱり原因不明です。

ま、いっか。(何が?)
痒いだけで実害ないし、取り敢えず、薬を飲むだけで放っておくことにします。
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