茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

神無月のお稽古 中置 秋うさぎに見守られて

2021-10-14 15:09:40 | 茶の湯エッセイ
 10月も中旬になりました。

 1年ぶりの中置のお稽古をしました。

 毎年、中置のお稽古をしました、と記事を書いているわけで、大分溜まってきました( ´艸`)
読み返すと懐かしくもあり、改めて学ぶことあり。
 記録すること、継続することは、忘れやすい人間(特に私)には大切なことなのかもしれません。

 まずは運びで、濃茶、薄茶のお稽古。

 水指は、杵の形で、摘みが兎さんです!
とっても可愛くて、好き。しかも持ちやすい。


 

 お棗は吹雪で、薄と月、雁が飛んでいます。
 月は最初金色に輝いていたそうですが、皆さんに使い込まれて、今や渋い銀色になったそう。
 雁と薄の部分だけ金色が残っていて、それが、雁を引き立たせていて、全体としていい味わいになっていると思いました。

 

 甲を清める際は、擦るのがはばかられて、軽く丸く二引きにしました。
基本ができるようになったら、働きで、清め方も棗の模様次第で変えても大丈夫とお言葉を頂きました。


 お菓子は先生のお手製で、甘さ控えめの羊羹に、紫蘇の穂と星型のカボスの皮が乗っています。
餡の味、餡+紫蘇の味、餡+カボスの味と3回違う味を楽しめました。
 星型の黄色いカボスが可愛らしく、ちょっと洋風にも見えてお洒落でした。
お菓子もちょっとしたアレンジで、雰囲気も味も変わるものだと感心。



 
 平点前が随分簡単に感じますが、細かいところをチェックしながらお稽古しました。
私はシンプルな平点前が大好きです。


 近所も秋が深まってきているようです。

   

 コロナも少し落ち着き、気候的にも過ごしやすい季節。
リラックスして少しゆるゆると茶道を、秋を、楽しんで過ごしたいものです。
皆さんも、お元気で。


中置
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/83e39fa5e124651d57664be3c1e94fba

五行棚
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/5d360550ef9501f0b8027b059d09ef25

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