Wind of Mind

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フォーク編:ふきのとう2(人生・春・横断)

2006年07月03日 | 邦楽のルーツ
私の好きな曲は「白い冬」「初夏」「南風の頃」「やさしさとして想い出として」「水車(みずぐるま)」「雨ふり道玄坂」「五色のテープ」「雨はやさしいオルゴール」「思い出通り雨」「春雷」「赤い傘」「淡雪」「青空」などで、素朴で親しみやすいメロディーが心地よく穏やかな気持ちになれます。
写真は 「人生・春・横断」(79年)「011」(83年)です。
「人生・春・横断」からは春雷が久々の大ヒット。
このアルバムには「赤い傘」「淡雪」「青空」といった、初期のふきのとうを思わせる叙情的な曲が多く中後期の名盤だと思います。
デビューから6年、ジャケットの2人の表情の変化も楽しめます。
「011」はデビューして10年が経ち、11年目を迎えた二人が「原点」である札幌に戻りスタジオライヴのような感じでレコーディングした11枚目のスタジオ録音のアルバムで、ふきのとうのステージの音に近い録音となっています。タイトルの「011」は札幌の市外局番でもあります。

彼らの活動はやはりライヴが中心で、1978年には年間250本のコンサートを行ったそうです。多分、この年だったと思いますが、私は函館でコンサートに行っています。その話はまた後日ということで。。。
ふきのとうは、なぜか沖縄で人気が高く「ここは沖縄」という沖縄限定シングルを1978年に発売しています。それは、この年沖縄においてすべてのシングルが有線リクエストで1位になり、その感謝の意を込めて作ったシングルでした。
そんな彼らも、1992年5月8日の北海道札幌厚生年金会館でのコンサートを最後に18年間続いた「ふきのとう」を解散。
現在山木さんはライヴハウス中心の活動、細坪さんはユニットを組むなど活動を続けています。