Wind of Mind

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プロレス秘宝館(雨にぬれても)

2006年07月08日 | プロレス館
この時に色紙にもらったサインです。
私はジャイアント馬場選手にサインをねだりましたが、あっさり断られがっかり。
日本人選手は引退を表明していた吉村選手と函館出身のG小鹿選手にサインを貰えました。
外人選手は意外に気さくでムース・ショーラック、ラリィ・オーディ、ロン・ミラー、(オーストラリアンズ)がでてきたところを荒稼ぎ。
そしてもっともサインを狙っていたキラー・コワルスキーが控え室からふらりとでてきてリング上の試合を見ているのを発見!
薄暗い会場の中でヌッと立っている長身のコワルスキーの後ろ姿は不気味でした。
私はコワルスキーの後ろから足音をしのばせ(じゃないか)近寄り、色紙を差し出しました。
コワルスキーは一瞬、驚いたように私を見ましたが、無言でサインをしてくれました。
怖かったけれど、飛び上がるくらい嬉しかったです!
ただこの日は、すごい雨だったので、持っていった色紙が濡れてしまいあまり状態が良くありません、残念。




プロレス秘宝館(1972.7.8豪雨の函館大会)

2006年07月08日 | プロレス館
雨足はだんだんと強くなってきます。
しかし、この日は慰霊堂の野外特設リング!
さすがの馬場・坂口の東京タワーズも雨には勝てず、ついに会場変更となります。
急遽会場になったのは、なんと函館朝市!
これには最初ビックリしましたが、当時函館には屋根付きの大きな会場がなくプロレスは野外でやるのが通常だったようで、このような緊急事態に急遽用意できる屋根付きの会場は朝市だけだったのです。
私も大雨の中、早速朝市へ向かいました。
朝市の中は急遽整備されたせいか、座席もいい加減で私はほとんど席に着かず時折姿を見せるレスラーにサインを求め彷徨っていました。

初生観戦ということで舞い上がっていたせいか、試合内容はほとんど覚えていませんが、コワルスキーのふわりと宙に浮くニードロップはまさに妖鬼、妖怪という感じでゾッとしました。これがユーコン・エリックの耳をそぎ落としたニー・ドロップか~と感涙にむせび、ムース・ショーラックはもうとっくに峠を越しておりましたが、おお、これが力道山に怪我をさせたショーラックか~とその巨体に見とれ、前評判の割に期待はずれだったジミー・バリアントに対し、活きのいいファイトを見せてくれたオーストラリアンズも印象に残っています。
しかし、よほど興奮していたのか誰と行ったのか良く覚えていないのです。たぶんM君だと思うのですが。

写真は当日会場で購入したパンフレットです、この頃は本日の試合がゴム印で押印されております。
また、この日の函館の大雨についてはその当時のゴング誌でも取り上げられ、ちょっとした話題になっていたようです。