まかろんのお茶会

日々の小さなことを詩モドキにしてます。
皆さまのお茶菓子代わりに楽しんでもらえたら嬉しいです。

「芸術」は、“後の自分”のために。:ウクライナ危機のことで。 その2

2022-05-15 12:33:17 | 思うこと。
今日は〜。

コロナとウクライナ危機が続く毎日です。
そのなかで、皆さまはどうお過ごしでしょうか。


先日久しぶりに、当ブログの「誰かのためならやりなさい:ウクライナ危機のことで。」

に、いいねをいただきました。

ある楽器教室の先生をされている方でした。

その方がどう、いいねと思ってくださったかは分かりません。
けれど、大きな危機を前にすると、とかく “芸術” というものは弱いものです。




そりゃあね。

外国がいきなり軍隊送ってきて、
周り中の人々が皆殺しになったり強制連行されたりしてたらね。

クラリネット吹けます、絵が描けます、詩を作れます、って言ってもね。


ど素人はまだ良いんです。
でも、東日本大震災のときに、多くのアーティストたちが動揺して、
活動の意味を見出せない、と発信されていました。

それはたぶん。

今まで自分の芸術活動が人々に拍手されて、お金まで出してもらえていたのが、

ほんとは何の価値もないのではないか、人々にも見限られてしまうのではないか、

という虚しさや恐れがあったのではないかと思うのです。


そして今、我が国はまだ、他国に襲われてはいませんが、

世界には、まともな理由なしに他国に軍隊を送って皆殺しにして良いと思う国があるのだ、

という恐ろしい現実を、目の当たりにしているわけです。



・・そのなかで、「芸術」は意味があるのでしょうか?




もしあなたが何らか芸事をたしなんでいる身で、

もし、そんなご自分を、ふっと不安に思うとしたら。

まかろんは、こう思います。


今は、 “後の自分” のために やったらどうでしょうか、と。



まかろんは素人の身ですけど、
芸事というものはすべて、激しく取捨選択を自分に迫るものだと思います。

ここには何の色を塗るのか?
この部分はどの楽器パートと協調して演奏すべきなのか?
“が”と“は”の違い、このシーンはどの人物や背景に焦点を当てるべきなのか?

それだけではなく。

何かを成すには、必ず、何かにNOを言わないといけないと思います。


家族や友人に、ごめん今は付き合えない、と言ったことのない芸事の人はいるのでしょうか。

家事の一部をちょっと省かせてもらったり。
誰かに代わってもらったり。

芸事の比重が大きくなれば、仕事でさえ、
簡単に休めたり、芸事をする身体に障りがない仕事を選ぶ人もいるでしょう。


このひと筆に。この一音に。この一行に。

お前(自分)は何を選んで、何を切り捨てるのか?



それは、芸事に興味のない、すべての人にも言えることで、
ホントはすべての人がそうやって選んでいる “自分” がいるのですけど。

でも日常では、どうしても周りの都合ばかり気にして、
“自分”は本当は何者なのか、突き詰める機会はあまりないのでは、と思います。




だから。


今、芸事がうまく世間と合って、お金にもなっている人は幸いです。

だけど、こんな揺れ動く情勢で、いつそんな仕事の場も奪われるかと恐れる方も。
とにかく、ご自分の芸事に後ろめたさ虚しさを感じてしまう方も。


今は、後の自分、そして後の世界のために、お続けになったらいかがですか、と思います。


その掘り下げ続けた苦闘は。

きっと、後の自分と、落ち着いてきてちょっとアートでも楽しみたいな、という世界で

花開く🌸と、まかろんは思います。😊




・・本当に日本が外国に攻め込まれて、まだまかろんがそう言えるか、分かりませんが。

皆さまの参考にしていただけたら、と思います。




善良で、毎日一生懸命、人生を生きている皆さまに。
心豊かな毎日が訪れますように。



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コメント (10)
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