どぉも~、お今晩は。
今日は体育の日で3連休でした。
ゆっくり骨休めできましたか。
人を赦すのって、なんでしょね。
いえね、これ書いた2012年に
「人を赦すのはすごく心の力が必要で、大変だ、
慣れれば憎むよりこっちの方が楽なんだろうけど」
って書いてたので。
今、赦せない誰かがあなたにいますか。
2017年のまかろんは「人を赦す」ことの意義はよく分からなくて、
だからあなたがその人を赦すべきなのか、分かりませんが。
世間やお道徳が誰かのことを「赦せ」と言ってもそれは聞かなくていいです。
世間様やお道徳は、あなたが黙って我慢してくれていた方が都合が良いんです。
道徳って、実はそんなものです。
すぴをやってる人やカウンセラーさんでも、
ご自分が昔そうやって我慢を無理やり受け入れさせられてきたんだってことを
自分のなかで認識していなくて、
親や年長者の強制をうかうか頭下げて受け入れた自分を正当化するために無意識に、
赦しという名の我慢を熱心に人に勧めたりすることがあるのですが、さて。
まかろんはまだあまり大したこと言えませんが、
他人の言う「正しいこと」じゃなくて、
ご自身の中の「イヤだー!!」という感覚をまずは信じてあげてください、
とお伝えしたいです。
ま、そんなことは関係なく、続きです。
お城に入ったアビーばあさんはどうしたでしょうか?
2012年10月1日~10月31日ブログ直接投稿
「消えたカボチャをさがせ!」 3回目
ぴょこぴょこカボチャは ズンズン進む
最後にぴょんっと 入った先は
真っ黒大きな 暗―いお城
地下への扉に ぴょんぴょん飛び込む
入口ちょっと 小さそう
ロバや 牝牛や 待っといで
何かあったら来ておくれ
<つづき>
アビーばあさん 言い置いて
ネズミにオンドリと 扉をくぐる
最後のカボチャが ぴょんと来て
バターン! 閉まって真っ暗くら
カボチャはぴょこぴょこ進んでく
ぞろぞろ追いかける その向こうから
鼻曲がるよな変なにおい
大きなお部屋に 火がひとつ
大きな大きな 黒いなべ
小さな小さな老婆がひとり
ねじくれ曲がった腰のばし
棒でぐるぐる なべかき回す
ぐちゃぐちゃどろどろ 泥色の
中身のにおいは うねうねぐねぐね
カボチャはどんどん部屋の中
すぱっ!と割れてなべに飛び込む
老婆は いっそう腰のばし
ふうふう なべをかき回す
おやまあ あれは何じゃろう?
新種の肥料? 毛虫よけ?
とにかく カボチャを頼んでみようか
ネズミとオンドリ 服に入れ
アビーばあさん 老婆に近づく
もしもし 失礼いたします
通りすがりのアビーと言います
たくさんカボチャをお持ちの様子
わしに一個 頂けませぬか
お礼にできることならいたします
老婆 アビーをじろっと見やって
トーリスガリとは聞きなれないが
今夜の夜会においでかえ
わしゃ カボチャ菓子を仰せつかって
千人分を焼かねばならぬ
もしできねば 地獄の責め苦
おまいさん 一緒に作ってくれぬか
アビーばあさん 鍋のぞく
やっぱり ぐちゃぐちゃ泥の色
何を入れたかと尋ねてみると
イモリに毛虫にジキタリス
まだまだ あるぞえ
ナメクジ コウモリ トリカブト
あまーい甘い 少女の涙
アビーばあさん びっくりぎょうてん
それが カボチャ菓子だって?
とろとろ美味しいクリームは?
新鮮タマゴに あまーいシュガー
こっくり香る シナモンは?
バターたっぷり さくさくパイは?
そういう菓子は お嫌いですか
老婆 首をかしげて答えるは
はてはて そんな菓子は見たことない
力が出そうもない中身じゃのう
やはり イモリじゃジキタリスじゃ
ご主人さまの 特製レシピ
まずは こいつを食うてみさんせ
今宵は力が要るからのう
<つづく>
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今日は体育の日で3連休でした。
ゆっくり骨休めできましたか。
人を赦すのって、なんでしょね。
いえね、これ書いた2012年に
「人を赦すのはすごく心の力が必要で、大変だ、
慣れれば憎むよりこっちの方が楽なんだろうけど」
って書いてたので。
今、赦せない誰かがあなたにいますか。
2017年のまかろんは「人を赦す」ことの意義はよく分からなくて、
だからあなたがその人を赦すべきなのか、分かりませんが。
世間やお道徳が誰かのことを「赦せ」と言ってもそれは聞かなくていいです。
世間様やお道徳は、あなたが黙って我慢してくれていた方が都合が良いんです。
道徳って、実はそんなものです。
すぴをやってる人やカウンセラーさんでも、
ご自分が昔そうやって我慢を無理やり受け入れさせられてきたんだってことを
自分のなかで認識していなくて、
親や年長者の強制をうかうか頭下げて受け入れた自分を正当化するために無意識に、
赦しという名の我慢を熱心に人に勧めたりすることがあるのですが、さて。
まかろんはまだあまり大したこと言えませんが、
他人の言う「正しいこと」じゃなくて、
ご自身の中の「イヤだー!!」という感覚をまずは信じてあげてください、
とお伝えしたいです。
ま、そんなことは関係なく、続きです。
お城に入ったアビーばあさんはどうしたでしょうか?
2012年10月1日~10月31日ブログ直接投稿
「消えたカボチャをさがせ!」 3回目
ぴょこぴょこカボチャは ズンズン進む
最後にぴょんっと 入った先は
真っ黒大きな 暗―いお城
地下への扉に ぴょんぴょん飛び込む
入口ちょっと 小さそう
ロバや 牝牛や 待っといで
何かあったら来ておくれ
<つづき>
アビーばあさん 言い置いて
ネズミにオンドリと 扉をくぐる
最後のカボチャが ぴょんと来て
バターン! 閉まって真っ暗くら
カボチャはぴょこぴょこ進んでく
ぞろぞろ追いかける その向こうから
鼻曲がるよな変なにおい
大きなお部屋に 火がひとつ
大きな大きな 黒いなべ
小さな小さな老婆がひとり
ねじくれ曲がった腰のばし
棒でぐるぐる なべかき回す
ぐちゃぐちゃどろどろ 泥色の
中身のにおいは うねうねぐねぐね
カボチャはどんどん部屋の中
すぱっ!と割れてなべに飛び込む
老婆は いっそう腰のばし
ふうふう なべをかき回す
おやまあ あれは何じゃろう?
新種の肥料? 毛虫よけ?
とにかく カボチャを頼んでみようか
ネズミとオンドリ 服に入れ
アビーばあさん 老婆に近づく
もしもし 失礼いたします
通りすがりのアビーと言います
たくさんカボチャをお持ちの様子
わしに一個 頂けませぬか
お礼にできることならいたします
老婆 アビーをじろっと見やって
トーリスガリとは聞きなれないが
今夜の夜会においでかえ
わしゃ カボチャ菓子を仰せつかって
千人分を焼かねばならぬ
もしできねば 地獄の責め苦
おまいさん 一緒に作ってくれぬか
アビーばあさん 鍋のぞく
やっぱり ぐちゃぐちゃ泥の色
何を入れたかと尋ねてみると
イモリに毛虫にジキタリス
まだまだ あるぞえ
ナメクジ コウモリ トリカブト
あまーい甘い 少女の涙
アビーばあさん びっくりぎょうてん
それが カボチャ菓子だって?
とろとろ美味しいクリームは?
新鮮タマゴに あまーいシュガー
こっくり香る シナモンは?
バターたっぷり さくさくパイは?
そういう菓子は お嫌いですか
老婆 首をかしげて答えるは
はてはて そんな菓子は見たことない
力が出そうもない中身じゃのう
やはり イモリじゃジキタリスじゃ
ご主人さまの 特製レシピ
まずは こいつを食うてみさんせ
今宵は力が要るからのう
<つづく>
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アビーばあさん
1度聞いたら忘れないネーミング
さくさくパイの香りがしそう🎵
読んでくださり、ありがとうございます💖
このお婆さんはきっとパイ名人です。
読み直して自分も食べたくなっちゃいました😊
どうぞ美味しい1日をお過ごしください🌸