今日は。まかろんのお茶会、こっそーりと臨時開店です。
ようこそいらっしゃいました。
節電の折でもあり、
ホントは月木の早朝あっぷに切り替えようと思っていたんですが、
私事でちょっとしたことがありまして。
もし良かったらお付き合い下さい。
店主の母は大変朗らかな人で、
あまりぐちぐち悩み事をする人じゃないんですが、その母が、
「地震以来、気が滅入って何もする気になれない」
と言い出したんです。
こちらから、
地震でこの世の儚さを感じたからか、と聞くと、
うーん?
という感じなんです。
そこで冗談を言ったり事態の明るい面を言ったりしてみたんですが、
どうも反応がいまいち。
最後に、店主がどんなに彼女を愛おしく思って必要としているか、を
伝えると、やっといくらか元気になりました。
あれこれ愚痴を言う人ではないので、真意は不明ですが、
大ごとが起こっている時に何をして良いか分からない、
何も意義のある(と思える)ことをできないでいることへのストレス、
そんな感じなのかな、と思いました。
(違ったら彼女に失礼だけど!)
こちらにおいで下さっている皆さまやその周りにも、
そういう方がいらっしゃるのではないでしょうか。
まかろん店主は思います。
それも一つの被災の形なのだ、と。
だからもし良かったら、周りのそうした方たちに、
あなたは必要とされているんだよ、
と伝えてあげてはいかがでしょうか。
だったら行ってボランティアでもしてこいよ、とか、
いかに恵まれた状況なのか、とか言うのじゃなく。
大きな災害で自分を見失う、その方たちも被災者なんですから。
そして今その思いに苦しまれている方。
まかろん店主はあなたの状況は何も知りませんが、でも思います。
あなたは必要とされている、って。
大した仕事してない?
地震で苦しんでいる人に何もしてあげられないから駄目だ?
ロビンソン・クルーソーでもない限り、
必ずあなたは誰かと関わって生きているはずです。
そして、今尚こうして生きている以上、
あなたの存在は何らかの形で意義があるに違いありません。
例えば、
あなたの笑顔が。
あなたが周りの好意を受け取ってくれる存在であることが。
あなたの「ありがとう」が。
つたないですが、皆さまに春の光が届くことを願って、
本日できたてほやほやのこの茶菓詩、お届けします。
2011年3月16日ブログ初投稿 「なのはなさいたよ」
ごたごた続いて明けた朝
口実作って外に出た
電車で行けばあっという間
だけど 二本の足でてくてくと
用事があるんだ いいだろう?
さぼって遊びに行くじゃなし
見えない誰かにする言い訳に
足取りもちょっと湿り気味
辿り慣れた細い道
言い訳ぶつぶつ 世の中ごたごた
ハイハイ すぐに戻りますって
その時 道はぱっとひらけて
黄色の海が目に飛び込んだ
線路に沿って広がる菜の花
いつの間にやら柔かくなった
日差しを受けて伸び伸びと
広がる青空 輝く黄色
太陽の色 おひさまの色
春風匂う光の色
春が来たんだ そう思った
なのはなが なのはながさいてるよ
誰かにこのこと伝えたくて
写メ出す友達家族の誰かれ
つぎつぎ頭に浮かんだけれど
春をくれた神様と
地上で それぞれ生きてる全てのみんなに
柔かい日差しと青い空
輝く黄色にそよぐ風
電車はのんびりガタゴトと
人と人とをつないで走る
そんなこんなの一切合財
心のカメラで丁寧に 一枚一枚シャッター切って
心のペンで丁寧に 手紙を書いた
なのはなさいたよ
みんなの心に なのはなが
春の光が満ちますようにと
心を込めて 丁寧に
心の真っ白便箋取り出して
みんなへの手紙 春風に託したんだ
なのはなさいたよ って
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ようこそいらっしゃいました。
節電の折でもあり、
ホントは月木の早朝あっぷに切り替えようと思っていたんですが、
私事でちょっとしたことがありまして。
もし良かったらお付き合い下さい。
店主の母は大変朗らかな人で、
あまりぐちぐち悩み事をする人じゃないんですが、その母が、
「地震以来、気が滅入って何もする気になれない」
と言い出したんです。
こちらから、
地震でこの世の儚さを感じたからか、と聞くと、
うーん?
という感じなんです。
そこで冗談を言ったり事態の明るい面を言ったりしてみたんですが、
どうも反応がいまいち。
最後に、店主がどんなに彼女を愛おしく思って必要としているか、を
伝えると、やっといくらか元気になりました。
あれこれ愚痴を言う人ではないので、真意は不明ですが、
大ごとが起こっている時に何をして良いか分からない、
何も意義のある(と思える)ことをできないでいることへのストレス、
そんな感じなのかな、と思いました。
(違ったら彼女に失礼だけど!)
こちらにおいで下さっている皆さまやその周りにも、
そういう方がいらっしゃるのではないでしょうか。
まかろん店主は思います。
それも一つの被災の形なのだ、と。
だからもし良かったら、周りのそうした方たちに、
あなたは必要とされているんだよ、
と伝えてあげてはいかがでしょうか。
だったら行ってボランティアでもしてこいよ、とか、
いかに恵まれた状況なのか、とか言うのじゃなく。
大きな災害で自分を見失う、その方たちも被災者なんですから。
そして今その思いに苦しまれている方。
まかろん店主はあなたの状況は何も知りませんが、でも思います。
あなたは必要とされている、って。
大した仕事してない?
地震で苦しんでいる人に何もしてあげられないから駄目だ?
ロビンソン・クルーソーでもない限り、
必ずあなたは誰かと関わって生きているはずです。
そして、今尚こうして生きている以上、
あなたの存在は何らかの形で意義があるに違いありません。
例えば、
あなたの笑顔が。
あなたが周りの好意を受け取ってくれる存在であることが。
あなたの「ありがとう」が。
つたないですが、皆さまに春の光が届くことを願って、
本日できたてほやほやのこの茶菓詩、お届けします。
2011年3月16日ブログ初投稿 「なのはなさいたよ」
ごたごた続いて明けた朝
口実作って外に出た
電車で行けばあっという間
だけど 二本の足でてくてくと
用事があるんだ いいだろう?
さぼって遊びに行くじゃなし
見えない誰かにする言い訳に
足取りもちょっと湿り気味
辿り慣れた細い道
言い訳ぶつぶつ 世の中ごたごた
ハイハイ すぐに戻りますって
その時 道はぱっとひらけて
黄色の海が目に飛び込んだ
線路に沿って広がる菜の花
いつの間にやら柔かくなった
日差しを受けて伸び伸びと
広がる青空 輝く黄色
太陽の色 おひさまの色
春風匂う光の色
春が来たんだ そう思った
なのはなが なのはながさいてるよ
誰かにこのこと伝えたくて
写メ出す友達家族の誰かれ
つぎつぎ頭に浮かんだけれど
春をくれた神様と
地上で それぞれ生きてる全てのみんなに
柔かい日差しと青い空
輝く黄色にそよぐ風
電車はのんびりガタゴトと
人と人とをつないで走る
そんなこんなの一切合財
心のカメラで丁寧に 一枚一枚シャッター切って
心のペンで丁寧に 手紙を書いた
なのはなさいたよ
みんなの心に なのはなが
春の光が満ちますようにと
心を込めて 丁寧に
心の真っ白便箋取り出して
みんなへの手紙 春風に託したんだ
なのはなさいたよ って
