さて、ここからが本題です。
二十歳位の時だと思います、まだ、あの汚いアパートに住んでいた時の出来事です。
クラブ活動とかで、色々あって精神的に疲れ果てていたのも事実ですが、、、。
そのアパートの私の部屋は、西側にしか窓がありません。
東側は、廊下でさらに部屋がありました。(東側に窓のある部屋もあるということです)
北側隣室には、お騒がせの望月が住んでいました。
南側は、空室。
家具など無い私の部屋では、洋服を廊下側の鴨居にハンガーにかけておいて、洗濯物やバスタオルなどは、窓側の鴨居に干しておきました。
ある夏の終わりの夕刻、帰宅しました。
部屋のカギを開けて入室すると、窓から斜めに入る、西日照らされて、洋服が見えます。
廊下側のハンガーに何やら私の服ではない衣類が掛かっていました。
それは、ピンクのスーツ。ツーピース、女性物です。
てっきり部屋を間違えたと思った私は、再度部屋の外に出て確認。
鍵だって同じだし、、、、。
もう一度部屋に入って現状確認。
やっぱり、ピンクのツーピースが掛かっています。
良く見ると、ハンガーに掛かっているのではなく、天井から下がっているロープで女性の体ごと吊るされているのです。
様は、首つり。
その場で、腰を抜かしてしまい、過呼吸で息が出来なくなり、
目が覚めました。
あまりにリアルな夢だったので、今でも覚えています。
そのアパートを引き払ったのは言うまでもありません。