馬鳴(アシュバゴーシャ)だったか、
成仏をローソクの火が消えるように、
後に何も残らない状態だと、
言ったとか言わないとか。
とにかく、
成仏するとは、煩悩が掻き消されるように、
ローソクの火が消えたような状態なのだと、
一般的に考えられていた。
今、洗い出しによって、
抑圧意識(煩悩)が開放されてみると、
これが成仏するということなのだと分かる。
大乗仏教では成仏出来ないので、
分からなかったのだろうが、
やはり、お釈迦様の仰られたように、
無始の昔より輪廻しつづけてきて、
そこで作って来たところの,
カルマから生じるところの、タンハーを解消することによって、
浄化されていく。
それが成仏というところの、存在の状態なのだ。
それを究極の状態にまで進めることで、
完全なる成仏が得られるのだ。
苦しく辛い試練を経て、
師を恨んだこともあったが、
今は本当に感謝している。
ここまでやってきて良かった。
そう思う。