一般質問解説、第3回目

2020-10-23 04:11:03 | 日記
前回にひきつづき、菅野マホの「第406回一般質問・答弁解説」のお時間です♪
今日も、楽しくお勉強いたしましょう♪ ヾ(*^。^*)


【今回冒頭の質問以外、左の席で発言しました。フェースシールドは下を見ると、顔が真白くなるのがわかりました。(A^^;Ase..

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テーマ:「女性目線のやさしいまちづくり」
~市役所の環境づくりについて~

★あらすじ:なにかとクレームが多い市役所ですが、「実は、職員のみなさんもアップアップなのではないか? 仕事環境が悪いのに、声が上げられていないのではないか?」という質問です。

①「お弁当をゆっくり食べる場所はありますか?」

お昼時間(12:00~13:00)に、市役所へ行くと、電気が消されていて、職員さんは各々お弁当を食べたり、机に伏せて寝ていたり、またはスマホいじっていたり・・と、休憩モードです。しかし!それでは、職員さんのオンとオフが切り替わらず、仕事の能率が上がらないのではないでしょうか?お聞きすると、家に帰る方や「車で寝ている」とかもいらっしゃいますが、この1時間は、市民課の窓口以外、市役所全体がお休み時間のようです。

一方、そうとは知らないお客様から怒りをかっているようなのです。(A^_^; お昼時間にお客様がいらっしゃると、どうしても”オフモード”で対応してしまいます。「口をもぐもぐさせて対応された」とか、「においが充満して気持ち悪い」などクレームがあり、市民の皆さんがお昼に市役所に行きにくい雰囲気を作っています。(『女性と子どものための意識調査』より)

(解決法)
そこで、ご提案したのが地下にある「食堂」の復活です。以前は、業者さんが入っていて、定食やラーメンが食べられた場所だったようです。今は荷物置き場になっていますが、荷物を移動し食堂を開放して、皆さんがお昼をここで食べて頂くとよいのでは思います。そして、机の上は仕事をする場所、とオンとオフを分けて頂ければと思っています。広さとすれば、50人位はゆうに座れそうなので、12:00~、13:00~と、2シフトでお休みしてもよいのではないでしょうか? というご提案でした。


②「職員の方が体調を崩されたら、気軽に横になれる場所は確保していますか?」

女性に限らず、男性も含め体調がすぐれない時はあります。家に帰らずとも、”すこし休めば大丈夫”とか、”ちょっと横になりたい”とか。そんな時休める場所はあるのかな?と思い総務課に行って、庁内の部屋を見せて頂きました。2階に「職員厚生室」がありましたが、布団などが山積みされていて、荷物置き場と化していました。数人の女性が昼食を取っているらしいのですが、衛生的ではない状況でした。医務室は?というと、4階に小さいけれど明るくてベッドもある部屋がありましたが、そちらは職員用ではなく、月に数回行われる医療相談室の場所だとか。横になりたいときは、総務課から鍵を貰って利用するそうですが、そうであれば家に帰った方がよさそうです。

(解決法)
市民や上司から怒られてちょっと泣きたい時とか、気分を変えたい時、逃げ場って必要ですよね。タバコを吸う方は気分転換に外に行けるけど、そうでなければ気持ちを変えることも難しい。職員厚生室は掃除をしてきれいにすれば、広く使えますし、やっぱり地下の食堂は、24時間解放して自由に使えるようにしてほしいと思います。職員の方々が、余裕をもって、笑顔で市民に対応ができたら、明るくあいさつをしてくれたら・・・! 市民は市役所が好きになります。市役所が変われば、角田市が変わります!と、それ程(オンとオフの切り替え)大切なことだと私は思うんです。

③「残業多くありませんか?」
課に寄りますが、残業時間が多いんです。昨年の台風第19号、今年の新型コロナウィルスの影響で、作業が多くなっているのが理由とお聞きしました。ともあれ、夜の10時や11時まで毎日残って仕事をしているのは、よい環境とはいえません。身体を壊してしまいます。地方公務員法で第8節の第1款に厚生福利制度というのがありまして、『職員の保健、元気回復その他厚生に関する事項については計画を樹立し、これを実施しなければならない』と、記されてあります。新市長になった機会に、市役所の職場環境を見直して頂きたいと思います。

(解決法)
私は夜市役所前を通ることがよくありますが、毎日(災害や通常業務にかかわらず)遅くまで電気が点いています。残業することが”ルーティン(日常)”になってはいないでしょうか?もし多くの仕事があるのであれば、人を増やさねばなりません。上司は、課職員の仕事内容を把握し時間管理をして、残業が必要ならば許可をとって、行うようにしてほしいと思います。残業代も市民の税金ですからネ。(^^)

~「女性目線」と言及する特別な理由~ ← ここ大事
(抜粋)私が”女性”と申し上げましたのは、例えば、1階の市民課の前にある、おむつ交換用のベッドなんですけれど、あそこでちょっとおむつ交換はできないだろうなということとか、それから、お子さんを連れたお母様が市役所にいらっしゃった際に授乳の部屋もないということです。そういうところは、やはり男性の方がなかなか気がつかないところだと思うんですね。なので、やはり女性の意見をもっと参考にして市役所の環境づくりをしていただきたいなと、私は思っております。

  また、ついでですが、1階のトイレがちょっと薄暗くてきれいではないということです。障害のある方のトイレリフォームが必要なのではないかと思います。あちらは職員の皆さんもお使いになりますけれど、市民の方がほとんど、市民課に来たときにお使いになったりするので、とても大切な場所です。予算がないところではありますが、リフォームを今後早めに考えていただきたいなと思っております。

(解決法)
そのためには、気配りが得意な女性陣で課を問わない「女性のワーキンググループ」や、仮称ですが、「女性課」をつくり、市民がいつでも気軽に足を運びたくなるような市役所になるようアイデアを出してもらうのも一つの案かと思います。

【市長答弁】
働く方の環境をしっかりといい環境を確保しなければいい仕事はできないということは、これはもはや常識となっております。そのことをすることによってモチベーションが上がったりということがあります。やはりそういったことは大切なことかなと思います。特に、職員が減ってきて激務と言われている市役所の環境の中で、そういったところは大切かと思いますので、こちら、どの箇所ということは今申し上げられませんけれども、これについては前向きに現場を確認しながら、そして、職員の意見を聞きながら、それこそ、特に女性のそういった意見も多く伺いながら改善を検討してまいりたいと思います。

~ 市役所1階の「待合室?」を利用しましょう 

東側入り口1階に、椅子が置いてある待合室のようなスペースがあります。そこでは、ラビットくんを待つ高齢の方が、時には1時間ぐらい待っていると聞きます。案内の方がいれば、「おばあちゃん、ちょっと来るまで休んでいがいん」と声をかけて、お茶を出したり・・、何かこういう温かいところがあってもいいのではないかなと思っています。今の市役所は人情みが薄く、”顔”がないんですよね。市民センターの談話室のような、市民が気軽にお茶に寄ったり、打ち合わせに使えるスペースになれたらと思っています。”用事が無くても、つい行きたくなる市役所”(笑)が理想です♡(*^。^*)v

***(おわりに)***
またまた、長くなりました。読んで下さってありがとうございます。m(__)m
すぐ「なんで女性なの?男性だって・・・」という声が聞こえます。得意分野って違うと思いますし、経験(子育て・生活一般家事ほかの現場)も違います。総合窓口案内も含め、やっぱり気配り上手な女性の意見を聞いて、庁内の環境を見直した方がよいと思います。そうすれば、男性のみならず市民のみなさまも、居心地がよくなると思いますヨ! I'm looking forward to it♡