一般質問解説、第2回目 

2020-10-21 23:30:34 | 日記
さて、406回定例会、一般質問のつづきの解説をいたします♪

テーマ:「女性目線のやさしいまちづくり」、第2回目は「心配りのある行政サービスを」です。(*^_^*)v

みなさんは、市役所の窓口を利用したことがありますか? 

市役所の窓口へのクレームは以前からたくさん届いており、私自身も「え!?」と思うことが多々ありました。例えば、自宅と公道との境界線を調べに行った時。・・土地整備課へ行ったら税務課と言われ、税務課へ行ったら土地整備課と言われ、1階と2階を行ったり来たりしたことがありました。(A-_-;)


(換気のため休憩中:「秋まっただ中」)

***(市民に奉仕できる市役所作り)***

特に、子どもをもったお母さん方のクレームは多く、「窓口へ行っても誰も気づかない」←(これ特に多い)また、「心ない言葉を言われた」、「申請にいったら担当がいないからできないと言われた」など。角田市に子育て世代が定着しない理由のひとつになっているのです。ザンネン。。

★市長の所信表明で、「市民に奉仕できる市役所の環境づくり」を公約にあげていらっしゃいました。これは、私のいう「心配りのある市役所」と同じことだと思います。前市長が市役所職員⇒市長12年の経歴だったので、なかなか足元の改革が進まなかったのだと思います。新市長が民間人だからこその公約です。 市役所に来る市民は、”お客さま”であり、”お客様が気持ちよく迅速に用事を済ませ、お帰りになれるよう努力すること”が、仕事のひとつだと思います。・・でも、他自治体がどうしているか、見たことがないのでイメージできないかも!?

★そこで一例・・私は議員になる前、隣の町役場で「相談員」として仕事をしたことがあります。そこで見たのは、役場に入ってくるお客様に職員が「どちらへいらっしゃいますか?」と声をかけご案内する姿でした。また、ベンチでお待ちのお客様には、担当者が立ち膝で(目線の高さを合わせ)話しかける様子です。まさに「お客様に奉仕する」姿がありました。他の自治体から学ぶことは大切だと思いますので、1年程、職員同士を交換して働いてみたらどうだろう、と思います。(←この一例は、一般質問に入っていませんが。)

★聞いてみると職員のみなさんはそれぞれ、個別に仕事の担当をお持ちで忙しいんです。で、ご提案したのは、全員が”受付”の意識を持ち、お客様をファーストプライオリティにすることです。1階に”総合窓口”のような案内を設ける案もご提案しました。来庁するお客さまに「どこにいかれますか?」と聞いて、その課まで一緒に行き、担当者まで繋いでさしあげる。そうすれば、慣れない市役所に来て、悲しい想いをしなくてすむのかな、と思います。とにかく市民のみなさんは、職員の方々が想像できないほど、”市役所は敷居が高い!”、”できるなら行きたくない”と、思っています。それを何とか払拭して、「誰でもが行きたくなるような市役所」に変えて行ってほしいと思い質問しました。


(換気のため休憩中:「なかよし赤とんぼ」)

市長答弁です。(その1)~そのまま~
議員御指摘のとおり、市役所へ足を運んでいただく市民の皆様は行政サービスの享受者であり、いわゆるお客様であると言えると思います。民間企業等におきましては、お客様、いわゆる顧客の満足度を高め、企業イメージのさらなる向上を図る取組として、いわゆるCSと言われている顧客満足度を取り入れて接遇を行っておりまして、市役所においても、言うならばCSのCをcustomer(顧客)から、citizen(市民)と置き換えて、市民満足度の高い接遇を目指すことがこれは必要であると認識をしているところであります。

市長答弁(その2)~そのまま~
さて、本市における接遇に対する取組でありますけれども、新規採用職員につきましては、4月に庁内で実施しているCS接遇研修と、10月頃に市町村職員研修所が主催しているCS接遇研修を受講させております。また、毎年、仙南4市研修協議会が主催しております接遇研修には、入庁後3年目以降の職員を目安に受講させており、ほかにも角田市職員接遇マニュアルをつくって、接遇に対してスキルの向上に努めているところではありますが、今回、御指摘を踏まえて改めて今後の研修方法等について検討して、窓口サービスの向上に努めてまいりたいと思っております。

市長答弁(その3)~そのまま~
ほかの市町村に伺うことがあります。そのときにインフォメーション、窓口の業務ということでいらっしゃって、そして、そこに行きますと、総合的にどちらへと、あるいはその職員が、お年寄りまた障害者の方であればそちらまで御一緒にサポートしながらという様子も目にしております。とてもいいことだなと思っております。市民の皆様への庁舎での対応、そういったことを改めて検討させていただきたいと思います。

***
以上、長くなってしまいました。(^。^; ”市役所の接遇”については、市民や議員からも言い出しにくい案件です。(突然の質問では逆効果なので)しばらく前から、子育て支援課のみなさんや、市民課の女性の方々とミーティングを持って、相談しながら進めてきました。でも、気をつかう案件でした。きっと、よい方向にいくことを願って・・! ,

「議会だより」掲載予定の原稿

2020-10-19 20:46:10 | 日記
最初に・・・
大河原の斎町長、 ご当選おめでとうございます! 
圧勝でしたネ! 昼に事務所に伺ったら、もう片付け終わってました。(A^o^; はやっ!「これから当選証書を受け取りにいく」とおっしゃっていました。午後からもう公務だそうです。
今後も、角田市と大河原町がタッグを組んで仙南を盛り上げていきましょう!よろしくお願い致します!m(__)m

************************
さて、昨日から作業していた、『議会だより』の一般質問と市長答弁サマリー原稿。朝、提出したんですが、「300文字ほど多いので削って下さい」と、議会事務局から連絡がありました。

何度も削って削ってスリムにして、これが限界。(A^。^;約1時間の質問・答弁の原稿を1050文字に要約するのはホント難しい。最後の手段で、「字を小さくしていいから」と言ったのですが、通りませんでした。(涙)

5・7・5・7・7など、少ない文字数に意味を込める俳句や川柳は匠の技だ、日本人ってすごい!と妙に感心してしまった次第。結局あと50文字のところで、事務局で添削してもらいました。
CM:”一般質問すると、議会だより用編集がもれなくついてきます”v(*^_^*)v

***(一般質問解説:①)***

今日から数回に分けて、一般質問の内容を楽しく、お勉強しましょう。(笑)
~ 菅野マホの”勝手に一般質問・解説講座” 
第1回「もっと子育てしやすい環境を:小児科招致について」~


(質問して1分経過した頃:9月29日、一般質問第2日目の1番手でした)

フェースシールドしてます。マスクだと1時間もしゃべり続けていると、むせます。これは表情も見えて気に入ってます。(*^^*)今回、前置きがすごく長くて、10分位(笑)。「議員になってお蔭様でちょうど一年目だ」とか、「”3つの角田づくり”を公約にしている」とか、「角田の女性はステキで元気、なのに市政に女性の意見が反映されていない」とか、話しています。

テーマ:【女性目線のやさしいまちづくり】
(1)もっと子育てしやすい環境を
(2)心配りのある行政サービスを
(3)高齢者にやさしい街に

=========================
★角田市の人口は、28,322人(9月30日現在)。昨年475人が亡くなっているけど、154人しか生まれていません。 転居してこなければ、人口減少は目に見えていますね~

★角田市が魅力的な街・・であれば子育て世代が移住してきて少子高齢化にストップがかけられるのでしょうが、角田市は”子育てにやさしい街ではない”、という残念なアンケート結果があります。

★角田市で28年に行った「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のアンケートでは、子育ての環境や支援に”満足”と答えた人は、15.6%しかいません。反対に、”不満”と回答した人は、なんと33.3%もいらっしゃいました。その数字は今も改善されていません。なんでですかね~?

★市役所(当時の政策企画課)に問い合わせても、何が不満か答えてもらえなかったので、独自に「女性と子どものための意識調査」を致しました。女性758名(子育て世代72%)の回答から、角田には、①小児科がない ②室内の遊び場がない、ことが要因と解明しました。

★近年、産科婦人科・小児科が相次いで閉院しています。「ウィメンズクリニック金上」さんは、院長先生が急死され閉院。「鈴木産科婦人科内科小児科」さんも院長先生がご病気で閉院。大河原の「みやぎ仙南中核病院」も医師不足で、今月で産科を取りやめることになりました。

★産科も必要ですが、やはり子どもが夜中に急病になった時、近くの小児科ですぐに看てもらいたいもの。広報で当番医を見て連れて行ったら「うちは小児科がないので看れない」と断られた、という話も聞いています。親子に移り住んで頂きたいのであれば「小児科MUST!」です。

★現在角田市では、新たに「医療法人安達同済会 同済病院」さんの女性医師が小児科診療開始しました。院長先生の娘さんが戻られたようですね。(*^_^*)アリガタイ!「なのはなクリニック」さんも子ども診療をして下さると聞き連絡したら「基本内科なので、症状によっては看れない」と言われました。双方の病院は、親子が求めている”夜間診療”はしないようです。。

★今回、多くの議員が質問した「産科婦人科・小児科」の招致について、可能性のある方法を見つけたので、一般質問に入れてみました。それは、”新設の東北医科薬科大学から、卒業医師を毎年30人枠で、宮城県内の病院に派遣するもの”。宮城県が計画中の”医療人材対策”です。

★以前、村井知事が来角の際に、プレゼンして下さったことがありました。画像は下記です。


★東北医科薬科大学の卒業生は、令和6年から現場に配置される予定です。(4年卒業+2年間実習)。基本自治体病院に派遣され、自治体負担は年間300万円でよいそうなんです。角田でも是非、小児科医を招聘したいと思うのですが、角田市には市立病院がありません。

★そこで、市立病院設立の可能性についても市長に質問しました。答弁では、近隣の自治体を見ると市立病院の経営は難しく、今は予定できないとのことでした。卒業生が現場に入るまで、自治体病院だけでなく、民間の病院にも派遣が可能になるか注視するとのお話でした。

待ってばかりでなく、積極的にそうなるよう働きかけてほしいですネ。m(__)m Shicho yoroshiku onegai shimasu....

・・と、毎回こんな感じで解説しまーす。原稿コピペするより読みやすい・・でしょ?(*^_^*)v あ。ビデオの方がいいのか、な。(とりあえず、ライブビデオです ↓ ↓ ↓)
http://www.kakuda-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=408

ではまた!

子育てしやすい街・角田市へ!

2020-10-16 23:07:34 | 日記
川向うの「スポーツ交流館」に室内の遊び場ができたと聞き、行ってきました(*^o^*)v


(通称、”ふわふわ”。子どもたちは大好きです♡)

〈2歳児~未就学児まで。火曜日~木曜日、朝10:00~午後4:00までオープンです♪〉畳敷きなので、転んでも痛くならずいい所でした。子どもたちも安心して過ごせます。v(*^_^*)

また、台山公園内にも、待望の新しい遊具が入りました

〈こちらは、大きなおにいちゃん、おねえちゃん用です。〉

街に、屋根ありでも、屋根なしでも・・遊び場所が増えるのは、大歓迎です

*****

★”子育てしやすい環境を!”
先ごろの「第406回 定例会一般質問」で、私が取り上げたテーマのひとつです。

「角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に関わるアンケート」によると、子育ての環境や支援に関して、「満足」と回答した人の比率は15.6%、それに対して、「不満」と回答した方は33.3%いらっしゃいました。(@_@)つまり、”子育て世代にとって、角田市は子どもを育てにくい環境にある”ということになります。ザンネン

大きな理由の1つに、「子どもの遊び場がないこと」が上げられていました。一般質問で私は、各地区にある自治センターもしくは児童センターに、親子の為のスペースを作り、そこに遊具セットを設置して、誰でも気軽に利用できるよう提案をしたところ、市長より大変前向きな答弁を頂きました。

子育て環境が改善され住む家族が増えれば、学校にも地域にも活気が戻ります。経済もまわります。「子どもを育てやすい環境づくり」そして⇒「教育」は、街の存続に重要なテーマです!

さて、
夕方に、前回の”一般質問と答弁”の原稿がメールで届きました。来月1日発行の『議会だより』に要約文を掲載するのですが、その作業は議員自身で行います。で、締切りは・・え?月曜日の朝9:00?
(A^_^;・・週末なしってことですネ。(汗)

では皆さま、よい時間をお過ごしください。

折り返し3日目・大河原が熱い!

2020-10-15 20:56:51 | 日記
現在、大河原町長選真っ只中!!15日の今日がちょうど中日、お昼で折り返し点です。

再選をめざす斎町長の選挙事務所へ、陣中見舞いに行ってきました。
(*^o^*)/

お昼で、遊説からちょうど戻られたところをパチリ!満面笑顔。いい感じです。


斎町長さんは、私の市議会議員の初選挙に応援メッセージを下さり、当選をとても喜んで下さいました。3期も町長をされているのに、いつも謙虚で明るくて、弁舌さわやか~。ステキな方なんです。また、大河原町の活性化や学力向上にも結果を出されているベテランなので、是非4期目もがんばって頂きたいな、と思っています。
選挙事務所にもお邪魔しましたが、国会議員や県議会議員、仙南の首長からの「祈・必勝!」が、壁一面に貼られていました。すごい応援です。(@v@)

今回の大河原町長選には、大河原町議会議員であり前町長(1期のみ)の方も立候補されています。噂では町議会は保守が大勢を占めていて、ほぼ斎町長の応援と思われます。でも、油断はできません。選挙には魔物が・・ 結果が出るまでは、だぁれも『当選確実』とは言えないんですよネ。(気を緩めた後の怖さって、選挙に詳しい皆さまならよくご存じではないでしょうか

こちらが、大河原選挙についての記事です。
↓ ↓ ↓


10月18日(日)が投票日。宮城県の村井知事や、角田市の黒須市長とも強い連携がとれている斎(現)町長さん、応援しています!
(*^0^*)/ 


*** (笑い話)****

みなさんは、新聞広告とかテレフォンショッピングで、買い物をした事がありますか?私は、折り込みチラシをあまり見ないタイプなんですが、たまたま見たチラシに「九星別ラッキーカラーで、金運が良くなるお財布」を見つけました。そして、たまたまお財布がボロボロになってきていたので、”ものは試し”と買うことにしました。

私は「五黄土星」なので、指定色が「イエローゴールド」。物が到着して開けてみてびっくり!・・ほんまに、金色のピッカピカ!なんですわ。←(ここ大阪のおばちゃん風に)


で、早速”よく当たる!”とうわさのヨー〇ベ〇マル隣の宝くじ売り場に行き、「じゅ、じゅぅまいください。」と、200円を10枚バラで買いました。角田に戻ってから宝くじを買うのは初めてなので、ちょっと緊張しました。(A^_^;haha..(笑)

1か月ほどお財布に忍ばせ、いざ宝くじ売り場へ
⇒結果・・200円が当たりました。
2000円(投資)-200円(当選)=1800円(夢のお代)

とりあえず、金ピカのお財布は目に慣れてきたので使わせて頂きますが、お金持ちになる期待はしないでおきますわ。。(*^m^*) 

台風第19号から1年。

2020-10-13 17:22:42 | 日記
10月12日夕から13日未明にかけて、角田市を襲った台風第19号から1年になりました。

1年前の今日、朝に撮影した長泉寺前の写真をアップしますネ。水がどんどん流れてきて、この数時間後にはもっと水かさがあがりました。あの時は小田川上流の赤生ため池が決壊したなどとは、知る由がありませんでした。


先日の台風第14号は、南にそれて行って、ホッとしました。角田の被災箇所が完全復旧するまで、数年は台風が来ないことを祈ります。(*^人^*)ホント!毎年10月12日もしくは、13日を ”角田市防災の日”に指定したらよいのでは?と思います。"喉元過ぎれば熱さを忘れる"といいます。この日を「市民全員で、命を守るすべを確認する日」とする案はいかがでしょう?

****
ところで、
みなさん、「気象病」ってご存知ですか?台風が近づくと、頭痛や倦怠感、めまいなどの体調不良が起こることで、現在日本には1,000万人以上いると言われています。b(^。^* 皆様は大丈夫ですか~? 実はここ数日、身体がだるいなぁ、と思いその症状や原因をネットで調べてみました。

気象病について:
『気象病の主な原因は、気圧の変化。気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。』だ、そうです。

昨朝も台風の影響で雨降り。「だるいなぁ。。すこしゆっくりしよかな~」と思っていると、携帯が鳴りました。後援会の方からの電話で、「商工会の前にすごく人が並んでいるけど、どうしたの?」との質問でした。そういえば、今朝商品券(コロナウィルスで生活が困窮した方向けの500セット)の発売日でした。伝えると、「ホントに生活大変な人が並んでるの?」「どうやってわかるの?」等と、色々と質問があったのでとりあえず、現場に行ってみることにしました。
↓ ↓ ↓


ほんとだ。(@_@)100人以上、並んでいらっしゃるようです。・・「500セットで足りたのかな~?」並んでいる方々は、少なくとも1万円~5万円は準備できた方なんだと思います。で、少なくとも街の商店街にとって、経済効果はあったと思います。
・・・今回はそれでいいんだと思います。

間違いは、販売する商品券に「生活支援のため」と言って、市が便乗したことだと思います。生活支援なら、最初から商品券は必要な方に配ればいいんです。ちゃんと、ちゃんと届けてほしいと思います。(そこが9月末の本会議で、議員達が賛成しなかった理由なんです。)

P.S.
商工会の課長さんには、「次回行うのであれば、全家庭に必要枚数を聞いて、商品券を準備した方が不公平感が無くてよいと思う。」とお伝えしたところ、その規模で行うのであれば、商工会主催ではなく角田市が主導した方がよいと言われました。確かに・・(^^;。商品券の需要が予想以上に高いので、第3弾も企画されるかもしれませんネ。その時は並ばなくても希望する皆さんが購入できるように、市に提案していきたいと思っています。