舞姫

ひぐらし日記

原子炉冷やせ 重大事故想定「シーケンス訓練」、柏崎刈羽で手順確認

2024-02-05 | 日記
 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で1月31日、重大事故に備えた作業の手順を確認する「シーケンス訓練」が報道陣に公開された。原子炉に核燃料を入れる「燃料装荷(そうか)」の前に原子力規制庁が行う検査の一つで、航空機の衝突などを想定した大規模損壊訓練とあわせ、30日~2月6日の日程で進められている。

 熱交換器に取り付けたホースをタービン建屋に接続する作業
 配管の破断により7号機の原子炉を冷却できなくなる事態を想定。
 炉内の冷却水の温度をタービン建屋の外に設置する熱交換器で下げる
「代替循環冷却」の仕組みを規定の時間内に整えられるか確認した。

 まず、津波対策のため高台に配備されている熱交換器を大型トレーラーに搭載し、大容量送水車とともに建屋に横付けした。続いて、熱交換器に取り付けた直径30センチのホースを建屋に接続。送水車のポンプでくみ上げた海水を使い、熱交換器で冷却水の温度を下げてから建屋に戻せるようにした。

 稲垣武之所長は「これで(建屋の爆発を防ぐため放射性物質を含む蒸気を外部に放出する)ベントを10日程度遅らせることができる。事故を収束させるうえで10日という時間は重要だ」と話したと。by 戸松康雄氏

※ 志賀原発については、元々その敷地内に活断層があるのではとの疑義?
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