舞姫

ひぐらし日記

IgA抗体 福島医大取り出し成功 コロナ治療薬開発へ前進

2021-05-05 | 日記
   「IgA抗体」福島医大取り出し成功 コロナ治療薬開発へ前進と
 新型コロナウイルスの抗体医薬品の開発を目指す福島医大は新型コロナに感染して回復した人の血液から、感染阻止に有効な中和抗体の一つ「IgA抗体」を取り出すことに成功したと発表した。
 医大はIgA抗体を使った医薬品の開発を進める方針で、今後、抗体の大量生産に着手、早ければ2年後にも臨床試験を始める考えだ。IgA抗体を使った医薬品が承認されれば世界初となる。

 医大によると、IgA抗体は血液のほか口や鼻にも存在し、粘膜組織で多く分泌されるという。そのため医大は、新型コロナの感染経路である口や鼻に抗体医薬品を投与できれば効果が高いとみており、トローチや点鼻薬として投与する薬の開発を進める。

 新型コロナの抗体医薬品を巡っては、米国ですでに緊急使用許可が出ている薬が複数あるが、いずれも血液に多く含まれる「IgG抗体」を活用しており、IgA抗体の例はない。IgG抗体よりもIgA抗体の方が、感染を阻止する能力が高いとする先行研究もあるとしている。

 抗体医薬品は中和抗体を確実に供給できるメリットがある一方で、ワクチンよりも製造コストが高いという。


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