MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「何かの縁」ということ

2009年09月07日 | あらかると
朝の空気が爽やかだったので「釣りに行こう」と決めた。とは言っても天気予報の最高気温は27℃。晴れて気温が25度以上あるとフィールド(主に川や野)には日陰という逃げ場が少ないので、紫外線が強く熱中症の危険が伴う。

上州屋で練りえさとサシとハエスレ(ヤマベ用釣針で返しがないもの)を買って出かけた。
釣り場へ到着すると、川底の水草が繁茂していて釣の出来る状態ではなかった。さらに曇っていた空はピーカン状態となりフィールドは危険地帯になってしまった。
木陰へ逃げ込んで「曇ってくれることを」願いつつ昼食をとった。昼食後江戸川土手に出たがやはり直射日光は暑くこれ以上動き回るのは危険と判断し、木陰を探しつつ、雲が太陽を隠している間を探しつつほうほうの態で帰ってきた。

途中八柱霊園の木陰で休んでいると、仏花と桶と柄杓をもった初老の紳士がやってきて「丸々区画はどの辺でしょうか」と尋ねてきた。私に聞いても判る筈はなかったが、直射日光の中を暫く探していたようで本当に困っている様子だった。
駅からタクシーで霊園近くの墓石店まで来て仏花を買い求め、水桶と柄杓を借りて暑い中を歩いてきたのだと言う(距離的には3km弱)。仏花を買っている間タクシーを待たせ霊園の中まで乗って来れば問題なかったのだが・・
よく見ると仏花と一緒に霊園の地図を持っており、見せていただいたところ目的地らしき場所が丸で囲まれていた。
「この丸印のところでは」と聞くと「老眼で良く見えない」とのことだった。さらにもう一枚の紙があったのでそれを見せてもらうとそこには正確な番地まで記入されていた。
尋ねられたのもなんかの縁、今日の暑さは十分にわかっていたので、迷うことが無い様に墓石の前まで案内して帰ってきた。

私も十分に疲れていた筈なのに、私よりさらに疲れて困っている人を見て案内しているうちに私の疲れはなくなっていた。さらに聞かれて案内した区画番号は、中学時代にバスケットのレギュラーをしていたときの背番号と同じだった。これも縁?

先頭の写真と下の写真は関連性がありますが・・・

180度回転してみました。2009.09.09
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