MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

紫箒菊と大鷺と小鷺とカルガモ

2009年09月21日 | あらかると
昨日の散歩と一昨昨日のポタリングで撮って来た物を紹介。

最初は川岸に咲いていた小さな花「ムラサキホウキギク」。ホウキギクのような感じだったがホウキギクは白色の花なので、暫定的にムラサキホウキギクとした。
1cm接写にて撮ったのが下の写真。肉眼では見えない美しい世界が写りました。


下のより紫色のものは咲き終わった後の萎んだ花。この特徴からもムラサキホウキギクと断定しました。


花の大きさを10円玉と比較してみました。通常10円玉に彫られた月桂樹の葉を見ることはありませんが、その葉よりもやや小さい花弁とを比較するとよりわかりやすいと思います。


この川の鷺類の仲間は警戒心が強く、10mも近づくとすぐに飛び立ってしまいますが、時間があったのでじっとして待っていると少しずつ近づいてきて魚を狙っていました。嘴の黄色い鷺がダイサギ(嘴と眼の間に黒い隈がある)。二羽が近づきすぎるとコサギはダイサギに威嚇されていました。
写真的には実物の鷺が白すぎて白トビしてしまいましたが、水面に写った鷺が適正露出になったようです。10倍ズームをさらにデジタルズームでアップしたため画像はやや荒れています。


ダイサギが魚を捕まえた瞬間。ボラの子か雌の鮎のようですが、その後コサギが捕らえた魚は側面下部がオレンジ色っぽく背部分はやや黒味を帯びていたのでもしかすると「下り鮎の雄」の婚姻色のようです。もしくは、地元ではハヤと呼ばれる「ウグイ」かも知れません。時間があったら鮎針で引っ掛ける釣法の「コロガシ」釣りをしてみようかと・・・


白トビで眼まで飛んでしまったので、アンダー気味に補正をしましたが、トビは修正不可能でした。


カルガモも羽ばたくと翼の下は白いので(飛んでいる姿を下から見ると空に溶け込み、上から見ると地上に溶け込むことによって猛禽類からの攻撃を防いでいる。魚も同じ)
でも、白に露出を合わせると水面の青色がなくなります。此の辺がデジカメの限界なのかもしれません。銀塩フィルムなら「覆い焼き」の手法で両方生かすことが出来るのですが・・・・


*****お知らせ******

明日から今週いっぱい帰省のためにブログ投稿をお休みいたします。
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