MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の川と小さな美

2010年04月09日 | あらかると
最近60日間の日照時間は平年の4~6割程度で、農作物にも被害が出ているという。天気に左右される私の行動はこのブログにも影響している。

カメラを持っての散歩も激減していて、恐らく昨年の半分以下ではないかと思う。
昨年は何回も行っていた国分川の上流に久しぶりに行ってみた。上の写真が今日の川沿いの光景で、桜が満開、菜の花も満開だった。

散歩途中の道路沿いでピンク色の花が咲いていた。初めて見る花なので調べてみると「シロバナマンマテ」という花だった。下の写真。


シロバナマンマテの近くには「長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)」が咲いていた。この花の咲く期間は長く、初夏ごろまで咲いている。数百も咲いている場所もあるが、春先の一本もまた季節の到来を告げているようで写真的にも面白い。

雛罌粟の中心部を拡大すると、雌蕊が美味しそうな和菓子のようです。


次に発見したのがまるで蘭のような花。調べてみると「カキドオシ(垣通し)」ということで普通一般によく見られる花であるとのことでした。

わずか1cm足らずの小さい花ですが、自然の織り成す模様や花の仕組みには驚きです。


ちなみに、私が野の花の名前の調査に使っているサイトは「野草と一休み」で、市販の図鑑よりも多い種類の野の花などを掲載しています。これまで調査して判らなかった野の花はありませんでした。すべてこのサイトの検索で解決していますので紹介しておきます。
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