MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

八重咲のような「カスミザクラ」

2010年04月13日 | あらかると

「カスミザクラ」が咲き始めると桜の季節もまもなく終わる。そのカスミザクラがあちこちで咲き始めている。
見分け方は簡単で、山桜や染井吉野などが散った今頃に咲いている「山桜」のような桜はカスミザクラといってもいいほどだが、近づいてみると花柄や小花柄、鱗片葉(枝から花柄が出ているところ)などに細かな「毛」がある。

今日発見したのは「八重咲?」のように見えたカスミザクラ。巻頭の写真と下の写真。
よく観察してみると写真のように花弁の切れ込みが深く、一枚の花弁が2枚あるように見えたということである。木全体の変異なのかもしれないと更に調べてみると

下の蕾の写真のように「小花柄」に毛があり、

さらに、樹皮の皮目が目立つ、というカスミザクラの特徴があった。


上の変異カスミザクラの近くにあったカスミザクラ。こちらが正当なもの?

でも、なんとなく毛が多そうにも感じられる。でも、毛の多少は普通に見られることのようです。
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