ナツツバキの花を撮ろうとしていたら、
小鳥が目の前に飛んできてあわてて隣の木に飛び去った。
そして綺麗な声で囀りだした。
聞き覚えのある囀りはシジュウカラだった。
清んだ声なので聞いているだけで楽しいものだが、
一向に飛び去ろうとしていないので四十雀を探してみた。
で見つけたので、まず一枚(下の写真)
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姿が確認できると、今度は口に何か咥えているのが判った。
ということは、咥えながら啼いていたことになるのだが・・・
いつものさえずりが終わると次は違った啼き方をしていた。
二度目の啼き方は雛への警告だったようで、その後は啼くことは無かった。
近くに巣があって雛がいるために、
普通なら近付くと逃げてしまう距離なのに、逃げなかったのであろう。
逃げないから子育て中の四十雀を近距離から撮影できた。
私が居ては巣に近づき難かろうと思い木から20m程離れて様子を見ていたが、
移動する気配がなかったので、再び近寄って撮ったのが巻頭の写真。
で、何の偶然か写真を撮った時間が14時14分、
つまり今日は6月14日なので、06/14 14:14という記録になった。
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上記の写真を撮った直後、意を決したかのように巣に入っていった。
巣の中からは数羽の雛の鳴声が聞こえてきた。
巣がどこにあったのかは、雛が飛び立つまで内緒です。
下の写真がナツツバキ(シャラノキ・娑羅樹)の花です。
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