MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

秋を探しに公園へ

2012年08月15日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

天候不順や猛暑、あるいはオリンピック観戦による睡眠不足のため、
久しぶりの公園散歩となった。
エアコンの効いた部屋で一週間も体を休ませていたため、
涼しさに慣れてしまい、
いつもはなんでもない公園半周の散歩が、
苦痛に感じるほどであった。

夕方の気象予報によると、
明日から10日間程度は厳しい残暑が続くようで、
平均32~34℃の猛暑日が続くという。
が・・・
自然はすでに秋の気配を感じ取っていて、
コスモスや野菊、吾亦紅、萩などが咲き始めている。

昔の雑木林では良く見かけた吾亦紅だが、
最近はほとんど見かけなくなってしまった。
子供のころの月見の飾りには欠かせない花だった・・・・


真夏にも早咲きのコスモスが一、二輪咲いているのを目にすることがあるが、
まとまって咲き出すのはやはり秋なのである。


向日葵といえば夏を代表するような花だが、
遅咲きの花もあるようで、
公園内では3箇所に植えられていて、
初夏、盛夏、晩夏と時季を違えて咲いている。
午後からの散歩だったので、花の正面からは逆光となった。


遊歩道を歩いていると、
もの寂しげな蜩の合唱が、
歩みにあわせるかのように絶え間無く聞こえてきた。
すぐ近くで鳴いている筈なのに、
足を止めて樹木の幹などを捜しても、
見つけることが出来なかった。
コメント