MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

木漏れ日を撮る

2012年08月20日 | 写真

ベランダに立って遠景を見ると、
空気が澄んでいて強い日差しが照りつけている。
ということで、
「曇りの日では絶対に撮れない」写真を撮りに、
午前9時過ぎから公園散歩に出かけた。

空気が澄んでいて届く光の量が多いので、
木漏れ日が面白いのである。

高い木からの木漏れ日はレンズ効果で、
太陽と同じように丸い形となり、
更に高い木からの木漏れ日は、
低木の陰を映し出すが、
その陰影の重なりはまるで一幅の水墨画のようである。

公園の遊歩道は砂が撒かれ、
除草され清掃もさているので、
カラーで撮っても「陰影」のみである。
が・・・・
下の写真のように一枚の病葉(わくらば)があれば、
写真には変化が生まれる。
病葉を別のものに置き換えると、別の「表現」が生まれるかもしれない。
なんとなく「単なる木漏れ日写真」には可能性があるような気がした。


セルフポートレート「木漏れ日」
左下の陰が撮影者である。
コメント