MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

ナツアカネが乱舞している理由

2015年07月09日 | あらかると

大町公園では、最近孵化が盛んなオニヤンマなどを含め、
数多くの種類のトンボを見ることができる。

先日、東屋で休んで居ると目の前の湿地の葦原で、
数多くのナツアカネが飛んでいた。
で・・・・・
何とかその乱舞しているナツアカネが撮れないものかと、
カメラを向けたが、AFでは全くピントが合わず、
ピントが合わないとシャッターが切れないのがAFなので、
MFに変えて撮って見た。
中心やや左に写っている黄色いゴミのようなものがナツアカネ。


速いスピードで飛んで居るトンボにピントを合わせることは困難で、
上の写真のような結果になってしまったが、意外なものが写っていた。

アブラムシが孵化したと思われる小さな虫が沢山飛んで居たのである(下の写真)。

ナツアカネが乱舞していたのは、この虫を捕食していた為のようである。
これまでトンボが乱舞していても疑問には思わなかったが、
下の写真を見て「そうだったのか」と・・・・


「ナツアカネ」
この時期大町公園内では最も多いトンボある。


「コノシメトンボ」
ナツアカネとアキアカネ、コノシメとノシメ、
ムギワラ(シオカラトンボの雌)とオオシオカラの雌など、
似た様なトンボが多いので、意外とその判定は難しいのである。


「アオモンイトトンボ」
体長が30mmほどの小さなトンボなので見つけるのも大変だが、
アジアイトトンボやクロイトトンボなども小さいので、
撮っては見たものの、判定が難しい場合が多い。


「ハグロトンボ」
最近良く見られるようになったが、まだメスを見たことはない。
止まっている時は翅を閉じているのだが、
時折開閉を繰り返しているので、その瞬間を撮った。


巻頭の写真は「アオモンイトトンボの交尾」

9日間の日照時間が僅かに0.4時間という記録も今日で終わりそうで、
明日からは数日間、天気予報欄には晴れマークが付いている。
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