朝から見通しのよい快晴で、今日も35℃前後の気温との予報だったが、
台風の影響とみられるやや強めの風が吹いており、
昨日よりも湿度が低く快適に感じられたので、急遽出かけることにした。
暑くなってきたためか、蝶や昆虫の数が少なくなってきているが、
空には無数のオニヤンマを中心とする蜻蛉が飛んでいる。
今日は夏型と思われるコミスジを数頭確認できた。
警戒心が強くなかなか撮れなかったが2頭は何とか撮ることに成功した。
快晴で空が澄んで居ると、昆虫のほかに、
羽田空港を離発着する旅客機も写真に撮ったりしているが、
搭乗したことのある外国航空会社の旅客機をみると、
やはり懐かしく、当時のことが思われる。
「ブリティッシュ・エアウェイズ」
撮影時刻は9時12分なので、調べてみると。
羽田を0847に離陸したBA0008便で、行き先はロンドン(ヒースロー空港)
機種はボーイング772だった。
私がブリティッシュ・エアウェイズに搭乗したのは1993年で、20年以上も前だが、
当時は成田からしか直行便がなく、機種も747のジャンボジェットだった。
初めてロンドンに行ったのは1989年の社内旅行で、
成田→ヒースロー直行のJAL401便だったが、
その401便も今は廃止されてしまったようだ。
「アシアナ航空」
高々度を飛んでいたのは、韓国のアシアナ機で、
名古屋に赴任していたときによく利用した航空会社である。
初めてファーストクラスに乗ったのもこの航空会社で、
必要以上のサービスを受けた記憶が残っている。
南風が吹いて居ると、羽田空港へ着陸態勢をとっている旅客機が、
大町公園の西上空を頻繁に通過する。
それを300mmレンズで撮るのであるが、外国の航空会社は少なく、
これまでに確認できたのは、大韓、アシアナ、英国、台湾、タイなどの各航空会社で、
今日のように条件のよい日でも1、2機程度しか確認出来ない(見ている時間の少なさも在るのだが・・・)。
下の写真は、昨日撮ったANA機。
青嵐の中、ベンチに座ってピーカンの青空と、
その青空の下を飛んでいる旅客機を眺めて居ると、
脳裏を駆け巡るのは「よかった時代」のことばかりである。