MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

吾亦紅、禊萩、向日葵、弟切草など夏の花

2015年07月25日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

朝から晴れていたものの、無風状態で遠景が霞んで見え、
予報に寄れば、今日の予想最高気温は35℃という。

何となく嫌な予感がして外出せず室内清掃などをして居ると、
午後になって、防災放送で「光化学スモッグ注意報が発令されたので、
野外での活動は控えるように」との放送があった。
やはり「夏場の無風でかつ高温多湿」はどこかに危険が孕んでいるのである。

午後2時ごろになってベランダの日陰の1mほどの高さに、
温湿度計を吊るして計測したところ、気温は35℃で湿度は30%となり、
団地の8階の我が家ではこの夏の最高気温となった。
湿度が低かったのは意外だったが、それでも光化学スモッグ注意報は出たのである。

ということで、
今日は一枚の写真も撮っておらず、
昨日の21世紀の森と広場で撮った野草などの花を紹介。

「吾亦紅」
野草園で咲き始めていました(巻頭の写真)。

「弟切草(オトギリソウ)」
物騒な名前だが、
昔この草を利用して薬草を作っていたがその作り方は秘密だった。
が、その秘密を弟がばらしてしまったために、
怒り狂った兄が弟を切り殺してしまったとの言い伝えからこの名前が有るという。


「禊萩(ミソハギ)」
この花を水に浸し、お盆の供物に水をかけることから「みそぎはぎ」といわれ、
それが転化して「ミソハギ」になったようで「精霊花」とも呼ばれている。


以下は栽培種。

「蓮の花」
花弁の上で交尾しているのはコガネムシの仲間の「マメコガネ」


「秋桜(コスモス)」
早咲きのコスモスで、真夏に咲いている。
雑草地で咲いていたので、昨年の種が発芽し咲いたものと思われる。


「向日葵(ミニヒマワリ)」
ミニヒマワリは種類が多いので名前の特定は出来ませんでしたが、
普通の向日葵に比べれば半分以下の向日葵でした。


「ミニヒマワリとオオマツヨイグサの花」
隣り合って居るというよりも、触れ合って咲いているのが面白く、珍しい。
向日葵の花柄には山蟻と思われる蟻が写っていたが、
花粉や蜜を集めに来ていたのであろう。


風のある日は35℃の気温予報が出ても公園逍遥はするであろうが、
36℃以上ならショッピングモールを避暑地代わりとし、
映画を見たり、ウィンドゥショッピングするのもいいものである。
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