この冬二度目の病気で三日寝込みました。
今回は熱が無かったので、前回より少し楽でしたが、
一日目のトイレ通いが絶望的でした(笑)
連休だったし、お医者に行く気力もなくただ臥せって過ごしました。
ネットで調べたら、ノロウイルスに掛かったらしく、症状がその通りでした。
水分を補給しつつ、安静で良いとありましたので、心配なく過ごしました。
今まで数年、風邪も引かず、自信があったのですが、
今年は病院へ通うことで、バスには乗る、
バス停まで車の廃ガスを浴びつつ歩くし、病院でも沢山の人と出会うし、
色んなウイルスをいつの間にか貰っていました。
仕方のないことかも知れません。
私が行けない間、娘にオットの面倒を見て貰いましたが、
3日目の写メを見たとき、絶句しました。
こんなにも衰えるものかと。
夜になったので、我慢しましたが、昨日は、たまらず、午前中に行きました。
やはり疲れた感じで、痩せていました。
眠り込んでいて両頬を挟んで、モノを言うと「はーい」と言います。
「誰が来たか分かる?」と問うと「おかあさん」と力は無いものの答えますので分かってはいます。
しかし、眼を開けることが億劫のようで、やはり体力の衰えを感じました。
毎日見ていて、よう持てるよね、よう頑張るよねと思わずにいられません。
昭和ヒトケタの根性でしょうか。
じっくり、人生の先輩の死に際というか、最後まで弱音を言わず、
頑張るオトコの往生際を見させて貰っています。
有難いのは、痛みを言わないことです。
手も足も、硬直して固まっています。
動かすとかえって痛がりますので、そのままです。
まだ、栄養は注入されています。
止めてもらう、或いは量を減らして貰う、こともアリでしょうか?
病院の答えは「ノー」です。
若い頃は弱い体で、絶えず病院、薬は途絶えなかった人でしたが、
意外や意外シンは強かったみたいです。
オットの体力が尽きるまで、命のロウソクが燃え尽きるまで、見守りたいと思います。
それが私の今の務めです。