各地の水の害は如何でしょうか。
熊本も真っ黒な空…今夜は降るのかな?と思う夕暮れ。
きょうは、月に一度の短歌教室の日でした。
嫌がらずに出かけましたので、まだ話は通じるらしいです。自分のことだけど。
今月は五首投稿しました。ここに披露したものもありますので、重なっていますが…
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・のぞき込めば夫もじっと見つめくる互いに別れの近きを知りつ
添削・澄みし目で夫もじっと見つめくる互みに(かたみに)別れの近きを知りつ
(のぞき込めば:何をのぞく?という事で、澄んだ目で見返したという、ことわりの語を
選んでくださいました。互いは=互み(かたみ)というらしいです。納得)
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・「帰りたい」願い届かず夫逝く納骨の日は庭を巡りぬ
添削・「帰りたい」願い届かず夫逝けり納骨の日は庭を巡りぬ
(亡くなった日と納骨の日は時間が経っているので、夫逝けり(つまゆけり)
と、切ってあるそうです。フーン、ひとごと~しかし納得です)
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・いちめんの海となりたり川も田も梅雨の終わりのはるかな記憶
(特に添削はありませんでした。これは護岸工事などなかった昔、子供の頃の思い出です。
ひと夏に二度三度と水に浸かっている家もあり、道もまともに通れませんでした)
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・先生となりてはつらつ孫娘運動会のグランドに立つ
(これも添削なし、最後の「立つ」をきっちり言ってお孫さんの成長また、立派な先生に
なっておられる様子がよく見えます。読む人にも見えます。との感想。ありがたや~)
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・京都より戻りし孫はコップよりあふるる水をうましと飲み干す
添削・京都より戻りし孫は蛇口よりあふるる水をコップに注ぐ
(コップの水だけではぺットボトルの水かも知れない。
うましと飲み干すは言わないでもわかります…だそうです)
ほんとお勉強になります。言葉も今風なものはよくないらしいです。
短歌らしく…が旗印。慣れのいやらしさも出てくるらしいです。
詳しく一点描写。 たくさん盛り込まない。等々、覚えることいっぱい。
その時聞いて感心してもすぐ忘れる悲しさ。
で、ダメなことは総べて年のせいにして、がんばりまっす。