14日夜、15日夜中と、二度の大地震に見舞われた、我が住む熊本。
ほんとに現実だろうかとフラフラ揺れる頭で考え、こりゃこうしていたら死ぬばい!
慌てて、こたつの下にもぐりこんだが、揺れるわ…揺れるわ…
絶え間ない揺れに生きた心地なく、心臓パクパク、動悸息切れと薬のCMのよう。
震える指でマンションの13階に住む娘に電話、ようやっと声を聴いたときは涙出た!
娘もすぐ地面に降り立ち、落ち着いたようで、家にいなかった者に連絡がついたと…。
はぁ~やれやれ。
最初の揺れは、9時半とまだ早い時間だったので、幸いしました。
そのあと、うちへどうぞと鉄筋2階建てのお向かいの奥さんが誘いに来て下さったので、
甘えて一晩休ませてもらいました。
が、揺れは収まらず眠れるわけもなく明け方家に帰りましたが、
この一晩は有難かった~。
孤独なおば~さんはこれで命を繋ぎました。
あくる日から娘一家が避難してきました。
マンションは足の踏み場もなく物が散乱して、ガスもまだ。
いっぺんに4人増えててんやわんやの有様ですが、一人でないという事は心強いです。
少々揺れてもドキッとはしても、表面は平気にしていられます。
2度目の夜中の揺れの時は、睡眠剤を飲んで間もなくだったので
怖さはあまりなく、娘と孫にしっかりして!と叱咤されながら
外に出たのですが、座りたい気持ちが優先して、おかしい行動をしたと
私の記憶が途切れがちで、笑いのタネにされていますが、
それはそれでよかったのです。
その後知り合いから電話で、北区はあんまりテレビで出ないから
たいした事なかったんでしょ?と言われ、ドタマに来て「一緒よ!いっしょ!」と
力説してしまいましたが、やはり「益城」とは差がありました。
うちから1時間以内に車で行けるところですが、直下はひどいです。
揺れながら「こんなひどい揺れ!死ぬかも知れん」と私が思った瞬間に
家の下敷きになってしまわれたということでしょう。
気持ちは共有できました。ですから死ぬ時ってこんな?を体験できました。
急に力が抜け、短歌だ、かな書道だと、つい10日前に思っていたことなのに
フニャフニャになって、意欲が低下しています。
環境が変わってボケると言いますが、それに近いのじゃないか?
叱咤激励してブログを打ち込んでいますが、変な文章でしょうね。
我慢して読んでください。
水も赤い色付きの水ながら、比較的に早く来ましたし、ガスはプロパンです。
電気は停電がなかったです。
ライフラインに困らなくて、何か送ります、とたくさんの方から声を
掛けて頂きました、勿体ないお言葉でした。
有難うございました。
そして思ったのは、FBやブログやラインなど、スマホ活用が有難かったです。
自分も相手も、連絡が取れました。これがなかったら?もっと孤独が増した事でしょう。