mama-ushi の島生活

子牛との愉快な日常と伊江島のことなど、ボチボチ書いています。

手紙。

2021年02月14日 | 日常
久しぶりに本格的な断捨離をし始めた。

まず、押し入れからやっつけよー!と意気込むも、アルバムを開いて進まないというお約束はさておき。
大切に袋に入った手紙が出てきた。

10通ほどの手紙。

高校卒業して、看護師になるために愛知に出た私と、沖縄に残った幼馴染との手紙のやりとりをしていた時の物。

あれから30年近く経つんだなぁ。
私は、50の背中が見え始めたお年頃。
でも、彼女は永遠の20代です。

もっとたくさん手紙のやりとりをしていたはずなのに、全部を残していなかった自分に腹が立つ反面、これだけでも持ち帰っていた自分を褒めたい気持ち。

子供の頃から見慣れた彼女の文字で
封筒に書かれた旧姓の名前。
何気ない彼女の日常を、電話で話してるみたいに綴られた文章、私を気づかう言葉。

彼女との別れから、初めてこの手紙を読み返せるようになった時には、涙が止まらなかったけど
今は、文字、言葉一つ一つが、温かく、優しく、私の心を満たしていく様な感覚になります。

今のように、メールやSNSのない時代、
携帯電話もまだ普及していない時代だったおかげで、私には宝物が残されました。


私はおばぁちゃんになって、若く可愛いままの幼馴染に会えるといいなぁ。

コメント
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