♪♪・・・白い彼岸花とジャコウアゲハ
そろそろ、アサギマダラの飛来の為のフジバカマの生育の状態を観察に。おおぉー!見事に群生して手入れもきれにされているのが判る。昨年ここで行われたアサギマダラのマーキングの折にお目にかかれた方が多分足繁く通っておられるのが観て撮れる。飛来は早くて今月末か10月一杯かな。
先ずはタテハお蝶さんが出迎えてくれました。ここがお気に召しているようで、私が来てから帰るまで同じ場所で吸蜜していました。レンズを望遠と135mmに換えたりして。
これを撮りながらもこの子が気になっている黒いものがフワフワと優雅に。しかし、その動きはなかなか早い。ジャコウアゲハと確認。お腹の模様が毒々しも怪しげな赤い色なので直ぐ判った^^♪
この子を追ってゆくとこんな願ってもない写真が撮れた^^v 白い彼岸花は今年お初でここに止まってくれた。良い子ね^^v
モンキチョウも確認。でもサクッと撮っただけでした。
林の奥へ消えていったジャコウアゲハを追って、おっかなびっくりで進んでゆくと。あれ?これってもしかして「秋海棠」?・・・勘はあたりました。ちゃんと立て看板が。
この花は結構標高のある山に群生してるものと認識。広角でカッコ良く撮っておられる写真を目にしたことがあったのでテンション上がるわ♪ しかし、何でここに?
なんて色々角度を換えて撮っていたら、右手の土手の方から誰かが降りていらして。まぁ、不審者ですからね、アタクシ・・でも、あの方はここでボランティアしてる方だと直感^^v
こんにちは、と声をかけながら、ここで「秋海棠」は珍しいですねと。
手にはスーパーの袋を下げていらっしゃるからそれもピンときましたの、今日も何かのお手入れ^^♪
「それは何をお持ちになっていらっしゃいますの?」
「・・これはカメコウスズクサ」だとおっしゃる。「ジャコウアゲハの幼虫の餌ですわ」と。
「え? ウマノスズクサだけではないのですか?」と直ぐさま食草の名前を出したものですから、また、カメラを持っているので判じてくださったようです。その場で鉢植えの写真を撮らせていただこうとしたら、今からそっちに行くのでそこで撮ってくださいとおっしゃってくださって。80代ぐらいのかなり専門的知識を持っていらっしゃる方のようなのは以前から判じていました。ゴム手袋の上に更に軍手をされています。
そして、ウマノスズクサに近づけて幼虫を這わせようとなさっています。
上手く移動が終わると、今度は公園の入口の方に咲いているフジバカマの方へいかれた。私はそこに暫くとどまり撮りたい放題でして^^v
このボランティアの方の話によると、今年はジャコウアゲハの4度目の孵化を確認しているそうです。へぇ~そんなに沢山?勿論、蛹も確認しているそうで、ウマノスズクサの隣合うようにして咲かせている「ケツメなんちゃらかんちゃら」言う^^; 草の茎に貼りついていた蛹も確認されているようでした。
いや~面白い!
で、幼虫の食草不足でもって、今回の「亀甲スズクサ」をここに持ってきたとおっしゃるのでした。そうかぁ・・確かに竹の細い枝でもって支柱をたててそこに巻き付けるようにしてあるのでした。そこで私は、あの阿下喜の駅の近くでジャコウアゲハの乱舞、それに食草とフェンスに貼り付く蛹のことも話すと、ウマノスズクサの地生に反応なさったので、詳しく聞いてくださったら教えてさしあげようとおもったのですが、そこはやっぱり自然を守ろうという意識の高いかたですからそれ以上は何も。そうでなくってもあの場所は私の秘密の場所だもの。でも、この方には教えてあげても差し支えないと。
昨年、ここで鬼女蘭の卵を生んで居た場所で。葉っぱもないので、今年はどうなんですか?って尋ねると、別の木の上に蔓を伸ばして登っているので大丈夫だろうということです。そして、ここに隣合うようにして御自分の植えられた鬼女蘭は株も大きくなって今後期待ができます。これから支柱をたてる予定だとか。
アサギマダラにとって天国のような場所ですね。吸蜜の出来るアサギマダラと、卵を産み付ける鬼女蘭まで^^v
ボランティアさんの働きにも感謝!
昨年、「アサギマダラが来るよ~」って一報をくれたアユちゃんにも感謝~♪
待ち遠しいです、アサギマダラ^^!