makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

ベランダの洗濯物干竿に子燕^^?!

2023-06-15 | 日記

昨日のこと。時刻は17:15でした。PCに向かっていたら、もしかしてベランダに何か小鳥がとまっている?というような近いところで鳴き声が。スズメさえ止まったことがないので一瞬の飛来の時の声?

1羽ではないような、それにあの鳴き声はチュンちゃんではないような。既にカーテンを閉めていたので隙間から声のする方をそっと覗いてみてびっくり!!

網戸にして解放してあったのでサッシを開けることもしないで撮れたものの、網戸を開ければたちまち逃げてしまう。うーん、これじゃダメダメな写真となってしまった。何とか現像してクリアにしてみたものの、物干し竿の色が赤くなってしまったわ。この子た燕の幼鳥だと思うのだけれど。だとしたらめっちゃ嬉しいですやん^^♪ !!

何とかもっとクリアに撮れないかしらと思っているうちに気配に気づかれたのか飛び去ってしまった。

それにしても、平和の使者、それも子燕としたら何とも嬉しいこと^^♪

過去にこんな入選句があった。

「病床の父が見てゐる燕の子」  名村早智子 選

養父のNお父さんのことを詠んだ句。

玄関の引き戸の上に平たい板があって。部屋の中なら「鴨居」?とか言うものなのかな。そんなところに燕が巣を作り初めて毎年やってきていた。糞を落とすので新聞紙を下にひいたりして養母のY子お母さんが掃除の担当だった。良い建築資材を使ってある家だし、最初Y子お母さんはNお父さんに気を使って玄関を汚されてはいけないと、かき落そうとしたそうな。それを思いとどまらせたのは父がこう言ったからだったそうです。

「可哀想なことするな」。

以来毎年のように巣をつくることになったらしい。父が長患いをするようになってからは燕の巣造りから子育てまでの一部始終を見届けるようになった。

ある日、「mako、観てみ・・子燕が顔出しとる」父の部屋から静かに覗いてみると雛になった子燕が斜め角度からみえていた。親燕が餌を運んでくると、そらもう賑やかに黄色い口を開けて餌を受け取るのでした。

「病床の父が見てゐる燕の子」 

ここに書くと長々と一編の小説のごと書かなくてはならない、それでも足りない父の人生だったから私ごときが書けないけど、「燕の家族に思いを寄せる」父には万感の思いがあったに違いないと思うのです。父は生まれて直ぐに養子として出されたそうです。その父の養女になったのが私でした。私の気持ちをいのいちに察してくれるのは父でした。お父さんありがとう(泪)

さて、今朝の朝餉。

昨日も登場した、桑の実ジャムを米粉パンにのっけていただいてみました。いただいたグリーンの籠盛りをそろそろ解体しておかなければ。切り花にして楽しむか土に植え付けられているので鉢に戻すか、思案中^^♪