今日の昼間、とある場所で芽吹いたばかりの土筆をしこたま摘んできました。
じつは私、土筆摘みは遊びでやったことはあるけれど、それはおままごと。
はて、最後に食べたのはいつかいな?
初めて食べたのは小学生の時。
S叔母が「土筆は食べられンだよ」と言いながら佃煮を食べさせてくれたっけ。
小学生の私にはその味は醤油しか感じられず、お世辞にも美味しいとは思わなかったです。
その次は結婚後、義母の手作りの佃煮。
味の記憶は全然覚えていません。
理由はイタドリ(スカンポと呼んでいました)の煮付けを食べた衝撃の方が強すぎて土筆の味なんて霞んでしまいました。
私には、イタドリは雑草という認識だったので、食べられると思わずむしり取って捨てるものと思っていた草だったからです。
さて、土筆。
私が敬愛する「白ごはん.com」さんのサイトでも土筆の下処理方法が掲載してあります。
ゆえにこちらを参考に下処理をしました。
立ち仕事2時間半。
チマチマと袴を剥がし続けました。
そしてざっと下茹でして、佃煮風のちょっと味薄めの味付けで煮付けました。
そして試食。
あーこんな感じか、と。
特段美味しいと言うわけでもなく、春の苦みを味わう感じねーとなりました。
たくさん生えていた土筆なので、厳選してまだ芽吹いたばかりの胞子が全然出ていなさそうなモノばかり摘み取りました。
ゆえに水洗い中も、下茹でも、水にさらしても、ずっと水が緑色の胞子で染まっていました。
こんなにも私が摘みまくったけれど、たぶん来年はちゃんと土筆が生えまくるンだろうな、とも思っています。