葵祭 千年の時

五月が来ると葵祭を想い出す

学生の時を京都で過ごした


新緑の美しい時

馬上の光源氏

見つめる貴婦人たち

千年前の恋の舞台になってた祭りが

今年もまた蘇る

王朝文化が花開く

美しい日本の古き良き時が蘇る

平安の時代が、この日だけは踊り出す




葵祭は京都の三大祭りの一つ

葵祭の起源は、京都がまだ都になる以前の六世紀

その頃、悪天候が続き作物が実らず

賀茂の神のたたりとされた

そこで馬を走らせ祭礼を行った

すると一転、天候が回復し豊作に


この祭礼が後の葵祭の起源となったのです


祭りの行列で人々が身に付けているのが葵の葉っぱ

賀茂神社ゆかりの葉っぱ

この葵の葉っぱで、いたるところを飾りつけたことから
江戸時代に葵祭と呼ばれるようになったのです




日本の古き良き文化を

心を込めて丁寧に受け継ぐ




五月半ばのこの時期が来ると

美しい葵祭の行列を想い出し

楽しく、切なかった学生時代を

想い出してしまうのです






(*⌒▽⌒*)



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