弘法大師 空海
今から1200年前の816年
高野山に真言宗総本山を開いた
四国 讃岐の国 善通寺で生まれる
774年6月15日
この日は真言密教付法第6祖
不空三蔵が入滅した日
弘法大師 空海はその生まれ変わりと言われる
空海は、もちろん幼い頃より、とても聡明
若い頃には四国の山々を歩き倒した
歩いて歩いて
学んで学んだ
そんな空海は秀才だった
そして見事に大学へ
しかし空海は秀才でしかなかった
空海はもっともっと知りたかった
空海はもっともっと学びたかった
ある日、空海は秘法に出会う
虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)
この真言を百万遍唱えれば一切の教法文義を暗記することが出来るとされる
空海はエリートの道を捨てて大学を退学
私度僧となる
空海は土佐の室戸岬の洞窟に入り
一心不乱に虚空蔵求聞持法を唱える
来る日も来る日も一心不乱に
虚空蔵求聞持法を唱える
そして、ある日
空海を閃光が包んだ
空海は生まれ変わったのです
超越した存在に生まれ変わったのです
その後、空海は中国大陸へ渡り
たった２年で密教の奥義を授かり
日本に戻り真言密教を開くのです
空海の性霊集より
あなたの心が暗闇であれば
会うものは
ことごとく禍いとなります
あなたの眼が明るく開かれていれば
出会うものは
すべて宝となります
空海の眼は明るく開かれたのです
たくさんたくさん野山を歩き
一心不乱に虚空蔵求聞持法を唱えることで
新たな神経回路が開かれ
空海は天才となったのです
空海の一切経開題より
正しい道は
遠くにあるものではありません
あなたの心ひとつで目の前に開かれるのです
空海は自らの努力で道を切り開いたのです
そして弘法大師空海への信仰は全国へと広まるのです
高野詣や四国八十八か所を巡礼するお遍路さんの姿に根付いているのです
日本の文化史上空前の足跡を残した空海
この素晴らしい空海は秀才の空海にあらず
野山を駆け抜け
一心不乱に努力を重ねた空海だからこそ
成し遂げられたもの
そんな空海に見習って私たちも体を動かすことをいとわず
努力を重ねたいものですね
(○´∀｀○)
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