被災地を菜の花でよみがえらせる

福島県南相馬市

福島県東京電力
福島第一原子力発電所

そこから北へ20㎞の場所

農業が盛んな場所

しかし放射線の影響などの
風評被害におびえている


そこで農地再生協議会は耕作放棄地を
増やすことなく地域の活力を取り戻す

そんな取り組みを


それは菜の花を植えて
農地を再生させること


菜の花は他の植物よりも
放射性セシウムを吸収しやすい

しかし菜の花の種
菜種から絞った菜種油には
放射性セシウムは移行しない

油の絞りカスなどや茎や葉などは
低レベル廃棄物として捨てれる


チェルノブイリ原発事故の後も
日本の協力のもと菜の花で
農地の再生が行われた




福島県南相馬市のその面積
市内全体で32ヘクタール
3年で100ヘクタールに



放射線で汚染された土地に
菜の花を植えて
農地を再生させる

そして新たな活路を見いだす

現在の南相馬市の農家の数は
震災を境に半分以下に

地震や原発の影響
放射能汚染の風評被害
震災後の若者の農業離れ
農家の高齢化などで


だから問題解決には
農地再生だけではなく
6次産業化の取り組みを


その運動が今年も花開いた



2016年の春も美しい黄色
菜の花が一面に咲いた

福島県南相馬市の菜種から作れた
純国産のなたねオイル
相馬農業高校の開発の力
地元に働く場をと言う想いで作られた

油菜ちゃん

かわいい菜の花のキャラクター

熱を加えず生のまま
種に圧力をかけて絞り出した
手作りの菜種油


手間や時間はかかっているが
品質にこだわって作る心意気




また菜種油からマヨネーズも
相馬農業高校の生徒たちの手で
作られたもの

2015年に商品化

油菜ちゃんマヨ

保存料や添加物を使用しない
安心して食べてもらえる



現在は油菜ちゃんを使った
ドレッシングを開発中




また世界的に有名なイギリスの
自然派化粧品のメーカーが
南相馬市の菜の花に注目

2016年3月菜種油を使った
石けんを売り出した

その名はつながるオモイ

この石けんを使って被災地の復興にも
オモイを馳せてほしいとのオモイが



こんなオモイを胸に

この菜の花を使った商品を使って
少しでも復興の後押しになれば


また菜の花を観光客の誘致に
鉄道の全線開通に向けて
後押しになるように

油の絞りカスや茎や葉などを
発酵させてメタンガスを発生させる
バイオガス発電で地域の中の
エネルギーを補う


菜の花が農地の再生だけではなく
さまざまな助けになると言うこと

それも少しずつ少しずつだけれど

美しい菜の花を力に変えて

少しずつ少しずつ

再生していけるように

少しずつ少しずつ

復興していけるように


美しい菜の花の黄色
じゅうたんを想いつつ
そんなことを想っています



(○´∀｀○)



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さまざまな情報を発信しています

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