あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

マタニティハラスメント

2015-11-18 10:05:32 | 日記
少子化や労働人口の減少により

女性たちの働き方が注目されている

政府は女性の働き方を支援

しかし現実的にはまだまだ



女性たちが働く上で一番
大きな壁となるのが出産

そこには公にされない
マタニティハラスメントが

昨日マタニティハラスメントの裁判

5年間の裁判を経て勝訴を勝ち取った

これはマタハラに苦しむ女性たちにとって

画期的な判決となる



理学療法士の女性は
2004年管理職副主任に就任
2008年負担の軽い配置転換を希望
   そのため副主任から降格
   育児休暇から復帰後も
   副主任から外されたまま

女性は副主任の職を解かれたことは
男女雇用機会均等法に違反する

2010年病院側を提訴
   副主任手当 月額9500円
   を失ったことなど
   損害賠償を求めた

2012年の1審、やり直し前2審では
   降格は病院側の裁量権の範囲内
   女性は敗訴
2014年最高裁判決
   妊娠や出産を契機とした
   降格は原則無効
2015年差し戻し裁判でやり直しの控訴審
   病院側は女性が独善的で強調性を
   欠くとして管理職は適任でないと主張

この病院側の主張に対して広島高裁は
病院側の主張を認めず降格に業務上に
どのような問題が発生するのかなど
具体的に証明されていないとして
これを認めず降格に特段の事情はないと判断

2015年11月17日広島高裁の判決
   降格を認めた1審判決を変更
   病院側に約180万円の賠償を命じた



マタニティハラスメントの問題は
まだまだ社会的認知は進んでいない
ほとんどが女性たちの犠牲の上に
日本の社会は成り立っている

日本の女性たちはずっとがまんしてきた
日本の女性たちはいつも泣き寝入り


5年という長い年月をかけて
ひとりの女性が権利を勝ち取った

ひとりの女性が立ち上がったことによって
たくさんの女性たちの道しるべができた

  

しかし、これは女性たちだけの問題ではない

日本の労働力不足の問題は
日本人ひとりひとりの問題でもある

問題は子育てだけではない
介護の問題も大きな負担

一人ひとりが違った問題を抱えている

その働き方の違いに気づいて
社会や企業がどう向き合って行くのか
どういった解決策で受け止めて行くのか


将来、日本のために働く人間を育てて行く

その子育てが社会にとって価値のある
素晴らしいことなんだと想えるように

長い間、日本を支え働いてきた人達が
安心して年を取っていける社会に



非正規社員のうち育児休暇から
職場に復帰できる割合はたったの4%

日本の女性の雇用状態は非常に悪い

日本の女性の人権を軽んじる社会が見える

日本の社会は働く女性には厳しい




でも、この裁判の判決は
これからの日本の社会が
変わって行くことを予見させる


これからを期待したい




(○´∀`○)




毎日を楽しく有意義に過ごせるような
さまざまな情報を発信しています

ブログ名
あなたの想いはあなたそのもの

下へスクロールして
ポチッとお願いします

↓↓↓












最新の画像もっと見る

コメントを投稿