萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

東京珍道中 その②

2008年06月18日 | 
東京二日目は開通したばかりの副都心線の混乱による電車の遅れからスタート。
銀座にあるお店に行こうと、有楽町駅で降りたものの、道に迷って迷走。
南北を逆走し、松屋と松坂屋を間違え、目的の店に着いたのは50分後。
もともと予約しないと買えないので、もちろんゲットできず。
とりあえず予約の電話がつながりやすい曜日と時間を聞いて退散です。

気をとりなおして次の目的地へ。
今度はまちがえずに着いた~と思ったら
地図に記した場所に店が無い。
よ~く見ても、何回確認しても見当たらない。

もしや… 移転?

あわてて電話して聞いたら、少しわき道の中に入ったところでした。

というわけで、念願の「銀座かずや」で『かずやの煉』
買えました~!
暑い中歩いたかいがありました。

その足で今度は神田へ移動。
ど~しても、一度江戸の蕎麦が食べてみたかったので、会社の人おすすめの「まつや」へ
お昼ごろということもあって近くの会社員でごったがえしていていました。
少しぐらい並んでもいいかと立っていたら、後ろも同じ年頃の女性ということで
気が付いたら二人連れに。
狭い店内なのでもちろん合い席で、座った向かい先には日本酒をちびりちびりしている藍染め作務衣の粋な江戸っ子風のおじさんが。
なぜか私の食べ方が気になったらしく、蕎麦談義に。
いろいろ「まつや」についての蕎麦の食べ方、おすすめなどを教えてもらいました。
後で聞いたら「まつや」常連の主さんだったようです。
まさに池波正太郎先生の世界が広がっている。そんなお店でした。
もちろんお蕎麦は美味しかったですよ。

勝手に連れにされたOLさんと別れ、今度は「万惣」へ。
ここのホットケーキが美味しいと聞いていたので。
座ったテーブルの上には、ホットケーキの食べ方が。
それを見ながら待っていると甘い香りとともに主役の登場。
レシピとおりにバター&シロップたっぷり♪
しっかりした生地に染み込んで、しっとりしたところをパクッ。
ふちの方はカリッとしていて、それも美味しい~
ぺろっと平らげました。
でも、他の人が頼んでいたフルーツパフェも魅力的でした。

またまた移動すること日本橋
「うさぎや」でどらやきを買い、今度は浅草へ。

かっぱ橋道具街のをひたすら歩いて、台東区生涯学習センターにある池波正太郎記念文庫へ
と、たどり着いたら「休館」の立て札が…
休館日じゃないのに臨時の展示替え作業につき休館だそうです。
よりによってそんな日にあたるとは~!
楽しみにしていたのに~
リベンジを誓いつつ道具屋をのぞいて、金魚の流し型を購入。
時間が空いてしまったので上野に。

行きつけの美容師さんが、上野に美味しいあんみつ屋さんがあるといっていたので
評判の「みはし」へ。
寒天はしっかりと弾力ありで天草の香りも味わえ、蜜はあっさりめ。
肝心の餡はこしあんでなめらか、そしてほどよい甘さ。
缶詰みかんはいらなかったけれど、まあまあ美味しいあんみつでした。

締めは夕食。
待ち合わせた友達と日本橋の「たいめいけん」へ。
とろとろ玉子のオムライスが絶品でした。

おみやげに塩煎餅をいただき、東京ばな奈を買って
さらば東京!
また来るぜ!

そして、帰りのこだまではやり爆睡でした。

東京珍道中 その①

2008年06月17日 | 
たぶん、初めての東京一人旅。
今までは友達の案内で行きたいところへ連れて行ってもらっていたけれど
今回は自分で地図と路線図とにらめっこしながら予定をたて
いざ、東京!

まずは行き方。
迷ったけれど、気温を考えたら保冷バックといえど長時間は難しいので
やはり前日夜便はあきらめて、朝一のぷらっとこだまで昼着便。
ただし、「こだま」だけれどグリーン車♪
足が伸ばせて、ゆったりまったり。

初の品川駅で下車し、目に付いたお店でランチタイム。
あまりにも美味しそうなパンの誘惑に負けました。

そして、山の手線で移動。
目黒の東京都庭園美術館へ行ってきました。
ここは友達のおすすめポイント。
ちょうど好きなオールドノリタケ展が最終日。
ぎりぎり間にあって見れてよかった~

東京都庭園美術館は旧朝香宮邸をそのまま美術館として再利用していて
内部のアール・デコの装飾と一緒にオールドノリタケを観賞。
普通の美術館だと、展示物とケースが並んでいるだけのようだけれど
この部屋に置いてあると、いろいろ使用されただろう場面を想像しながら楽しめました。

夜は美味しい四川料理をお腹いっぱいごちそうに。
辛~い麻婆豆腐で舌がしびれまくりました。

今年の梅酒

2008年06月12日 | いろいろ
去年、初めて漬けた梅酒が美味しくできたので
調子にのって今年もやっちゃいました。

去年は少し黄色に熟し始めた梅で漬けたので、今年は青い梅でと
前に見つけた和歌山の梅農家に注文。
届いた梅は、とっても大きなみずみずしい梅でした。

1キロしか頼んでいなかったけれど、梅酒だけではもったいない。
半分だけ漬けて、残りを梅シロップと甘露煮にしてみました。

甘露煮は初!
レシピ通りにやってみたものの、やはり実がはじけて崩れてしまいました。
シロップはまだ熟成中

いろいろ楽しい梅仕事でした。

梅酒は9月解禁!
楽しみ~

平安神宮 薪能

2008年06月04日 | 京都散策
今年の梅雨入りは早く、雨が降ったり止んだり。

毎年、平安神宮で行われる薪能も2日目の公演が雨で順延に。

そのおかげで、回りまわってチケットが手に入っちゃいました!
持つべきものは友達です。

仕事が終わったら速攻で帰り、平安神宮へ。

一番目の演目は終りかけていましたが、「夕顔」のきれいな舞は楽しめました。

今年の京都は「源氏物語千年紀」で盛上げていて、薪能の演目も源氏物語からのものでした。

半能「夕顔」
新作能「紅葉賀」
新作狂言「おばんと光君」
能「葵上」

新作能「紅葉賀」は狂言の語りも入った能で、はじめは家来が笑わせつつ
中盤からは美しい舞の競演、後半は源氏と藤壺の切ない歌など
心に残る演目でした。

新作狂言「おばんと光君」は色男二人が年増女に翻弄される笑いのとまらない内容。しかも途中で「グゥ~」などのお笑いも入ったりやりたい放題。
会場が盛り上がっていました。

能「葵上」の頃には日がどっぷり暮れ、篝火に照らされた舞台がいっそう雰囲気をかもし出して幻想的でした。特に六条の御息所が般若になって現れたときの、炎にゆらめくお面の表情。まさに情炎に狂った顔のようでした。

あっという間の3時間。
久しぶりに能を楽しめてうれしかったです。
チケットをまわしてくれた友人に感謝感謝。

余韻を残しつつ、冷えたからだを蕎麦で温めました。
こちらも久しぶりのにしんそば。