萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

歌舞伎 吉例顔見世興行!

2009年12月17日 | 京都散策
行きたいけれど、チケットが手に入らず。
まねきあげの看板を見ては、憧れていました。

毎年恒例、南座の顔見世興行。

一度でいいから、大物役者の出ている歌舞伎が見てみたい。
なんて思っていたら、向こうから運がやってきました!

「キャンセルになったチケットいる?」

その問いにおもわず…

これは天下の回り物だ~と買わせていただきました。

歌舞伎には着物で行かなくちゃ!
とがんばって久々に帯を締め、喜び勇んで出発。

いい席だよと聞いていたものの、まさか花道のすぐ近くでビックリ!
間近に役者が歩いてる~~~

「天満宮菜種御供 時平の七笑」
流刑になった道真を涙を流して送った後の時平の笑がすごすぎ。
芸の深さを知り、笑わせてもらいました。

「土蜘」
狂言や能とは異なった演出と迫力。
あこがれの菊五郎・菊之助親子の競演。
そして、蜘蛛の糸を素晴らしいキャッチで回収していく後見さんに見とれてしまいました。

「助六曲輪初花桜」
コレの演目を見て、歌舞伎が面白い!と思った出会いの作品。
今回の助六さんは仁左衛門。長身の着流しがカッコよすぎです。
玉三郎さんの揚巻さんも美しい~
なにより、舞台の豪華絢爛さに夢心地でした。

「石橋」
リズミカルなお囃子に合わせて、華麗に舞う獅子たち。
拍手喝采でした。

はじめは5時間耐えられるか心配だったけど
あっという間の5時間でした。

また来年、行けたらいいな。