萬望工房

~気ままにフヨフヨ~

冷泉家

2010年05月11日 | 京都散策
時間はさかのぼりますが、GW期間中に特別公開の冷泉家にお邪魔してまいりました。

名前は知っているけれど、今まで場所は知りませんでした。
てっきり冷泉通りにあるものかと。
しかし、行ってみれば御所の北側、丸太町通りの同志社大学の横でした。

何回も前を通過していたんだ…

門をくぐって案内されたのは、台所。
京都弁でいうおくどさんですね。
大きな竈が二つありましたが、現在は文化財の建物ゆえ使用していないとのこと。
さらに奥にも普段使い用にあったそうです。

見渡すと、襖紙や土壁が雅な雰囲気をかもし、さすがは公家の住まいだとおもいます。
シンプルなんだけど、奥ゆかしい粋な感じ。
まさに憧れの数奇屋建築でした。

今回は端午の節句にちなんだ飾りがされていて、ふるい武者人形や飾りは
現在と大きく異なるものでした。

裏手には蔵が二つ有り、この中に国宝の文庫が入っていると思うと不思議なくらいの大きさです。

冷泉家の敷地自体がもっと大きなものだと勝手に想像していましたが、庭も住まいもそんなに広大ではなかったです。
でも、歴史をつなぐことの大変さを感じる家でした。

料理の神様

2010年05月09日 | 京都散策
昨日、吉田神社の敷地にある「山陰神社」で例祭がありました。
ここは料理の神様を祭っているそうで、着いたら京都の名料亭の奉納品がズラリ。
そして、神事に参列した方々も見たことのある人だらけでした。

なぜ、こんな行事を見に来たかというと、式包丁の儀がみれるから。

平安時代の狩衣姿の伝承者が、大きな鯉を手を触れず、箸と包丁のみで裁いていきます。
出刃包丁ではない薄刃の包丁で、きれいにばらされた鯉はお皿に盛られ、祭壇に。

そして人が代わり、次はこれまた大きな鯛。
三枚におろされ飾られ、これも祭壇に並びました。

あれだけの大きさの鯛だと、食べれないのはもったいないと思う貧乏人です。



夜の座禅会

2010年05月08日 | 京都散策
昼過ぎに近所を歩いていたら「夜の座禅会」という看板を発見。

8時からで参加無料だったので行ってみることに。

腹の虫が騒がないように夕飯をとり、お寺へGO!
暗闇に灯っていた入口のお坊さまに案内され堂内へ。
静まり返る本堂には、すでに常連の方々が坐っていました。

初の座禅で、まずは姿勢から。
足を組み、手をヘソの下辺りで軽く握る。背筋を伸ばし、正面を向き、顎は引き、視線を落とす。

…ムズカシイ(-.-;)

さらに呼吸を長く深く…
無心になるように…

30分で少しの休憩。

後半は、例の棒を持ってお坊さまが回ってきました。今回は初参加だったからか、打たれず残念。

そして、座禅が終了。

しっかり足は痺れていました。

無心にはなれませんでしたが、なぜか気持ちよく、また次回も参加したいと思いました。

石清水八幡宮

2010年05月02日 | 京都散策
今日はちょっと遠出してきました。

場所は八幡。京都から南に下っていった木津川沿いの町です。
ここには古い石清水八幡宮があり、まずはお参りに。
片道200円のケーブルカーに乗り、行きは楽に。
生い茂る木々の小路を歩き、本殿に参拝。
可愛い鳩のおみくじもゲットですが、中身は…

「平 下降運」

そんなに悪くない内容でしたが、びみょ~なところです。

帰りは表参道を下り、足腰の鍛練。

鳥居横の走り井餅さんで、名物とヨモギの柏餅をいただきました。思ったよりも小粒。でもお餅は柔らかくて美味しい。なかなかです。

近くの太鼓橋もロケで使える雰囲気で、のどかな場所でした。

憧れの流れ橋はまだ制作中ということと、けっこう距離がありそうだったので、また今度に。
でも絶対行くぞ~