神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮は源頼朝が1180年、現在地に造営して以降、「源氏の氏神」と呼ばれるようになった。その境内にある樹齢800年以上といわれるご神木の大イチョウが3月10日未明、強風のため根元から倒壊した。この大銀杏の木は神奈川県指定の天然記念物でもあり、1219年、鎌倉幕府3代将軍・源実朝を暗殺したおいの公暁がこの木の陰に隠れ、待ち伏せしたという言い伝えから「隠れ銀杏」とも呼ばれているそうだ。
このニュースを聞いた時、何年か前に友人と鎌倉を訪れたことを思い出しました。きっとその時、友人からこの大銀杏のことは聞いていると思います。
でも、なぜか思い出すのは、大仏様の体内に入ったことと、景色が良かったこと、豊島屋のハトサブレーです。
その友人が言うには、豊島屋はハトサブレーの他に、小鳩豆楽という干菓子が隠れた人気商品だと。それは鳩の形をした、豆粉のかわいらしい落雁です。眺めているだけで楽しくなるような干菓子です。彼女はお茶を嗜んでいるだけあって、そっち方面に詳しい。
到来物で一服いただきながら、もう一度鎌倉へ行きたいという強い思いが起こってきました。
ただ観光としてだけで訪れていた当時から何年か経ち、ものの見方もいくらか変わってきているでしょう。そこに立った時、かつてとは違った角度や視野でその町を眺め、感慨に浸れるのではないかと…。ひょっとして当時、元気溌剌だった自分を懐かしく思っているのでしょうか?
その時、大仏さまの体内に上る体力もない、自分自身の現実を認めざるを得ないということになるかもれません。
このニュースを聞いた時、何年か前に友人と鎌倉を訪れたことを思い出しました。きっとその時、友人からこの大銀杏のことは聞いていると思います。
でも、なぜか思い出すのは、大仏様の体内に入ったことと、景色が良かったこと、豊島屋のハトサブレーです。
その友人が言うには、豊島屋はハトサブレーの他に、小鳩豆楽という干菓子が隠れた人気商品だと。それは鳩の形をした、豆粉のかわいらしい落雁です。眺めているだけで楽しくなるような干菓子です。彼女はお茶を嗜んでいるだけあって、そっち方面に詳しい。
到来物で一服いただきながら、もう一度鎌倉へ行きたいという強い思いが起こってきました。
ただ観光としてだけで訪れていた当時から何年か経ち、ものの見方もいくらか変わってきているでしょう。そこに立った時、かつてとは違った角度や視野でその町を眺め、感慨に浸れるのではないかと…。ひょっとして当時、元気溌剌だった自分を懐かしく思っているのでしょうか?
その時、大仏さまの体内に上る体力もない、自分自身の現実を認めざるを得ないということになるかもれません。