朝、窓の外を見ると・・・・
どよ~んと空は曇っておりました。でも昨夜のような烈しい雨はなし!!こうなったら、とにかく登りに行こう!!
富士山に向かっていくと少し日差しもあり、期待が膨らんできました!!
九十九折のなが~い道を5合目に向かって進みます。高度があがるたびに確実に温度が下がってくるのがわかります。
さあ!!五合目!
あら~~すっかりガスでおおわれているわ・・・・・どよよよ~~ん
手前の土嚢は先日の落石事故の処理のためにおいてあるもの・・・
パトカーも止まっていて、緊張感が漂いました。本当にここで大きな事故があったことが実感でき、気がひきしまりました。
さて、登る前に腹ごしらえ!!
きつねうどん!!
ここではなんと800円。おいしかったな!!
汁まで残さず飲み干して、さあ行くぞ!!
ここでもう、2400メートル。北海道の最高地点旭岳の頂上よりも高いところです。すっかりガスに覆われて、下界もこれから登る上の方もぼんやりミルク色に覆われています。でも、いくぞ!!ここまで車で送ってくれたhatto君に「行ってきます!」を言って登り始めました。
あら?もう6合目。ここまでは楽勝。約20分で登ることができました。
ここから、宝永火口への遊歩道があるので、たくさんの小学生たちが雨のなか登ってきます。元気に「こんにちは!」とあいさつして、宝永火口の方へ歩いていきますが・・・・彼らの姿もまたすぐに霧に隠れてしまいました。
宝永火口は江戸時代に噴火したそうです。
雨はやむどころか、ますます強く降ってきます・・
でも、負けないぞ!!
次から次へと降りてくる人ともすれ違います。元気に降りてくる人もいれば、よろよろで、今にも倒れそうな感じで憔悴している人もいます。また、服装が登山用ではなく、こんな格好で登っていて大丈夫だったのか!!と心配してしまう人もありました。
「おはようございます!!」「ごくろうさま!!」と挨拶が続いていきます。(これがなかなかたいへん・・・)
さて1時間ほど登って、新7合目!
道がいよいよ険しくなってきます。雨も降っています。体や手を冷やさないように、きちんと雨具を身につけ、ザックカバーも付け、中身が濡れないようにします。体力も落ちないように、おやつを食べます。雨は残念だけれど、暑くないので、汗はあまりかきません。体力の消耗も晴れの日よりはずっど少ないようです。さて、出発!!
つづく・・・