この花はのぼりふじ
小さい頃はそう呼んでいた。
わりとどこの庭にもはえていて
なんか勝手に咲いていたような花だった。
ちょっと昔・・・・北海道の炭鉱がつぎつぎと閉山し、炭鉱の町から人がどんどんいなくなった・・・
人がいなくなった町の家に咲いていた花たちは、ほとんどが雑草に埋もれるように消えていった。
だけど、こののぼりふじは たくましく残り、人のいなくなった町に花畑のように変えていった。
テレビのニュースでその様子が放送されたときは、
「ルピナス」と呼ばれていた。
町を覆うように咲いていたルピナスは 美しかった・・・
今はルピナスの花盛りの季節
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