やっと読み終わりました・・・・
ちょっと物語りに乗り切れなかった・・・・
沖方さんはとても物語の舞台を丁寧に書かれる作家さんだなと思います。前回読んだ「天地明察」(字を間違っていないよね??・)もそう思いました。
しかし、平安時代が舞台となると
丁寧に書かれてはいるものの
物語の舞台は想像するに難しい時代だと思いました。
平安時代の宮中・・・・人間関係、男女の心の機微・・・・清少納言の人物設定・・・想像するにも私の中の想像を組み立てるブロックの数は少ない・・・そんな思いがあるので読みすすみづらかったのかな??
でも中宮定子からもらったという真っ白な上質の紙・・・そこに思いをこめる彼女の熱い心はくみとれたように思います・・・