今回も並選でした。
悲しみの水渋なき睡蓮の白
最初は 「水渋なく」としていたのを パパさんの添削していただきました
連体形になるので 「なき」となるというご指摘をいただきなおしたものを投句しました。おかげでなんとか並選に拾っていただけたと思います。パパさん、ありがとうございました。
水渋は 「みしぶ」と読みます。水の上に浮かぶ赤黒いかすのことで万葉集にも使われている言葉だそうです。睡蓮の咲いている環境は 湧き出した泉のような清い水のある所ではありません
枯れた葉やごみなども浮いているところでもあるのです。泥の中に根を下ろし、汚れた水の上に浮かび上がり真っ白な花を咲かせる睡蓮。人も生きているとたくさんの悲しみや辛いことに出会います。それに染まらずに睡蓮のように白い花を咲かせていたいものだというような意味を込めました。
いろいろ調べていて「水渋」という言葉をみつけ その言葉を使いたいとおもってできた句です。
それにしても 俳句ポストの システムが変わってからずっと並選です・・・なかなかその上の評価が頂けません。でも めげずに頑張ろうと思います。
そうそう、うれしいことが一つ。「一句一遊」というラジオ番組で 俳句読んでもらえました。💛組長に名前を呼んでいただけて るんるん
塩むすび麦湯添えある昼餉かな
次は水曜日に読んでもらえるように がんばって投稿します