マサコデグブログ

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~ノルウェージャンフォレストキャットRとイラストレーター挑戦のDiary~

ワットポーと詐欺師

2006-12-11 | 旅行
タイといえば仏教の国。
何度も行っていますが、やっぱり来たからには王宮に行かなくては。
サワディカップ!!おいでやす~


まずは『ワットプラケオ』へ。ワットは寺院という意味です。


ここにもいました。ガルーダくん。
一生懸命建物を支えています。


あんが~~!!!


ふに~~。。。
表情が
ユーモラスで愛らしい子です。

プラシーラタナーチェディ
24金なんだそうです。信じよう。。。


平日ですが関係なく観光客で賑わってます。

タイといえば有名なぞうさん。
一昨年乗りましたがスローリー&穏やかでほのぼのしました。


ワットポー(大寝釈迦仏)
全長46m、高さ15mという巨大ブッダさまです。

失礼ながら、悩ましげでなかなかセクシーなお顔立ち。


あ、またガルーダ!
私がお気に入りなのでやたら写真におさめただけかも...


ワットポー境内でキッズがお勉強をしていました。
観光客がたくさん見て行くのにお勉強ははかどるのかしら...??


大理石の鎮座する獅子。
ツアーのおじさまが「雄犬だなぁ!ちゃんと観ないかんぞ」←(名古屋弁)と
しきりに言っていました。
よく見ると確かにちゃんと付いてます。


ワット ベンチャマボピット
タイで最も美しい仏像と言われているもの。
確かに他とは違っていました。


寺院が建ち並ぶ王宮周辺は、観光客を騙そうとする悪いタイ人が
たくさんいます。
私と友人Oちゃんも初めて行った4年前マンマと騙されたふたりな
のです。

まず、ワットポーに向かう途中で「ワットポーはお休みだよ」と
うさんくさい人に話しかけられました。私たちは無視してどんどん
歩いて行ったのですが、しばらくしてまた「ワットポーにいくの?
今日はお休みの日なんだよ、せっかく来たのに残念だけど...」と同
じことを言われたのです。
(...ん?同じこと言ってるということはホントに本当...??)
すかさずその人は「この辺は悪いヤツが多いから気をつけないとい
けない。トゥクトゥク(3輪のタクシー)もちゃんとしたガバメント
トゥクトゥクに乗らなくちゃ!」と親切っぽい感じで話てきます。
「ワットポーは残念だけど、美しい寺院があるから教えようか?あ!
ちょうどガバメントトゥクトゥクが来た!アレに乗って行くといいよ」
とさっと手を上げそのトゥクトゥクを停め、行き先を運転手に告げて
くれたのです。
金額もその人が交渉してくれ「これだけでOカ所寺院を廻って、ホテ
ルに帰る」と約束をしたので大丈夫よね?...と乗り込むことに。

そして着いたところはキンキラリンの見るからにメッキっぽいブッダ様
がある寺院。
疑いながらもせっかくだからと中に入りお参りをしていると、隣で手を
合わせていたタイ人らしき男性が「日本人ですか?」と英語で話しかけて
きました。
「そうですが」と言うと「ああ、懐かしい!ボクは以前日本に住んでいて
輸入会社で働いていたんだ。」と親しげに言ってきます。
「もういろんなところに行ったかい?買い物もしたかな?日本はシルク
や宝石が高いけれど、タイはもの凄く安く手に入るからいいよ。」と
教えてくれました。特に害のなさそうな感じのいい人なので「一緒に写真
を...」というと何故か「ボクはいいよ。撮ってあげるからそこに立って」
と撮影拒否。
その時は何故か分かりませんでしたが、後に分かるのです。。。

その男性と別れて待っていた『ガバメントトゥクトゥク』にまた乗って、
次の場所へ。「まさかシルクとか宝石の店に連れて行かれたりして....
とふたりで話していたら、なななんと、まさにその通りに!!
「行きたくない!ホテルへ帰ってほしい!」と言っても「店に入るだけ
でいいから」としつこくお願いされるので一端入って「見るだけ!」と
言ってすぐ出てきました。
お店の中にはインド系の怪しい人が数人。。。

さて、またトゥクトゥクに戻り「ホテルへ戻って!」と言ってみるも、
「もう1件行って欲しい」と言ってきます。もう頭にきて「行かない!初
めに約束したでしょ?!早く戻って!!」とキツく言うと、今度は泣き
落としが始まりました。
「プリーズ!!君たちがお店に入ってくれれば、ガソリンのクーポンが
もらえるんです。お願いです!行ってください。何でダメなの?お願
いします....プリーズ!!行くだけでいいから....」
だんだん怖くなってきたOちゃんと私は信号で止まっている間に飛び降り
て逃げました。すると追いかけてくるまではせずに、その男性は恨めしそ
うに走り去って行ったのです。

英語の表示もない、どこか分からない場所に取り残された私たち.....
タクシーを停めても『遠いから』と乗車拒否されてしまいます。
日本と逆でタイでは遠いと拒否されるのです。理由は面倒くさいからの
ようです。お国柄ですね~。。。

どうにか高めに払ってホテルに帰って来れましたが、考えてみると始めに
声をかけてきた人、タイミングよくやってきたトゥクトゥク、キンキラ寺
院で親しげに話しかけてきた男性全てがグルだったって訳です。
↑この人は巧みな話術で購買意欲を湧かせる役ですね....

その後ガイドブックで全く同じ手口の詐欺に注意!とあるのを発見。
ガイドブックは行く前にちゃんと読んだ方がいいみたいです。。。 

まだ続きます。