グレゴリーベータソンとマーガレットミードの古い本があった。バリアガの集落を。ボレンを纏う儀礼兵
儀礼の食事を準備する。
祈る男。巨大な儀式用供物を頭に載せる女性
トッペンをつけてトランスした男性。
トランスした少女踊り手の代表的な手つき
踊り手の代表的な手つき2奉納舞を捧げる少女タンパクシリンの沐浴。豪壮な舞に何故かベジャールのボレロを連想する。墓を掘る男。厳密には墓では . . . 本文を読む
この前に行った時は沐浴の心構えが出来ていずパスしたのだがここまで来て我が身の罪業を洗い浄めて頂かねばなるまい。
あんたは仏教徒でヒンドゥじゃないよとの声も内面では聞こえないわけではないが、なあに偉大なる存在はそんな狭量ではない。多くの人が信じた存在はなんでも受け入れてくださる。
サロンを用意して勇躍沐浴に出発した。
手前の禿頭がわたし。
インドの . . . 本文を読む
Tさんと語り合うとあっという間に2時間近く過ぎてしまう。
この日の四方山話はあっちに飛びこっちに飛びだがお互い年齢的に林住期を迎えているせいか話が合う。彼はもうお金に執着することはないという。だから楽しみのためにしか働かないという。
インド人はそのうち中国を抜いて世界一の人口を持つ国になる。サイババを知っているか。僕の知り合いがサイババにかつて会いに行ったことがある。不思議なことがいっぱい起き . . . 本文を読む
バリで長く暮らす人達から話を聞く機会がありネット上の文献などを重ね合わせるとあまりに漠然としていたバリの歴史が少し身近な生きた知識として定着を始めたようだ。まだまだ十分では無いが。
タンパクシリンの碑文同じく碑文
778AD バリのストーパ (塔)にサンスクリット文字が見られる。 ゴアガジャ GOA GAJAHやタンパクシリングTampak Siringがおそらくこのころに設立されたらしい。
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グヌンカウィの石窟が近くにあるとわかって俄然興奮した。タンパクシリンでくたびれていたがあのワルター・シュピースが発見?したという深い谷間の石窟、一体何年頃なのだろうか、ヒンドゥの影響を受ける以前の石窟であることは間違いないと思う。
階段を降り始めは余裕で眼下のライステラスを撮っていた。タジェンだとこれまた余裕。曲がりくねっているので段数は大したことないと思ったが、しかしエンドレスかと思うほどよう . . . 本文を読む
タンパクシリンの沐浴は初めて訪れる。これほど素敵な寺院を今まで来ていなかったとは。
青空と雲と像のコントラストが映えるチュンバカの木肌も何やら有り難いやってきましたタンパクシリン 最初のモニュメント何が書いてあるのか バリの古代文字でわからないのだがバニュアンも何やら清楚なまたもやバリ文字で どなたか解説をお願い沐浴する観光客やってみたかったが心構えが全く出来ていなくてパスこの根 . . . 本文を読む
4時過ぎになり少しばかり暑さも峠を越えた頃に宿を出てマングローブ探索の散歩に出かける。
大きな寺の中に入っていくと落ち葉を燃やしているので見入る。寺の中ではウパチャラが上半身ハダカの老人が慟哭している。肩をさするブマンクこんな門をくぐり進んでいくとマングローブの地面に空いている穴はカニの穴JAICAがこのマングローブ保護に尽力したことが書かれているのだろうか10年前のゴミ川を知る . . . 本文を読む
しかしここメルタサリビーチは不思議なところです。
広い広い広場に立派な煉瓦づくりの門が立っている。クタで見る割れ門でもない。ちなみにサヌールビーチには門がない。どこにでもある小さな花と言いたいところだが実は葉が花を擬装している。ブーゲンビリア白ヴァージョン。こんな素敵な広々としたビーチなのに混んでいません。車防止用の柵を越えていくと様子が変わる。何なんだろう、この変化は。きっとバンジャール間の何 . . . 本文を読む
ビザ延長で馴染みのAさんがパスポートを取りに来た。
後期高齢者の滞在も多いよね。バリで亡くなったらジンバランで火葬にして貰うと聞いたけど具体的にはどうするの。m
僕らが遺族に頼まれて代行する場合もある。50万くらい費用がかかる。A
お金を持っていない人はどうするの。m
僕の知っている例では金が8万円しかなくて周りのグランドゴルフ仲間が金を出し . . . 本文を読む
5時頃になるとビーチへ散歩に出る。日中に出歩いて熱射病にならない様に用心している。
今日は一ヶ月前に亡くなった人の弔いの場に出くわした。初めてではない、これまでも何度か出くわして写真や動画を撮っている。この場にバリがもっともよく出ていると思うからだろう。今日はセレモニーが始まるまでまだ少し時間がありそうだ。坊さんなどに話しかけてみる。
こんにちは。わたしはmasaoです。これは . . . 本文を読む
今回の滞在はクリスマスと共に始まった。それで街のあちこちにはバリ風のクリスマス風景が見られた。
サンタ衣装でサヌールビーチを散歩する。チリ紋様のクリスマスツリーやっぱりこれが一番でした。
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滞在ホテルへ戻る途中にマデの働くホテルがある。夕方に帰る頃このビーチサイドの野外席で椰子の実やスイカジュースで水分を補給して休憩する。
ここでマデは時々ビーチの草取りなどを頼まれて臨時にやってくる。マデはバリ人のいいやつの典型見たいな人柄で56才の男だ。半年ぶりの再会になる。この日はバリの歌物語アルジャについての説明から始まる。
レゴンダンスのマハーバラタと . . . 本文を読む
追記 タバナンで見た火葬で追記したいことがある。
大人も子供も楽しそうに屋台で何かを買い食いしながら火葬の時間を待っていた。男たちが灯油やバーナーを持って燃やし始める。遺体は棺などで見えないが燃えるにつれて遺体が焼けるのが見える。子供達はそれを眺める。無常感を、あるいは宗教観をこうして日常でビジュアルに学ぶのだ。
日本ではこうした火葬を見る機会は無い。火葬場で音もなく焼かれて出てくるのを食 . . . 本文を読む
マハーバラータ
マハバラータのアルジュナ
叙事詩『マハーバーラタ』に描かれているバーラタユダ戦争中、アルジュナの息子アビマニュは敵のコラワ線を突破できると信じていたが、他のパンダワ戦士が助けに続くのを防ぐために彼の後ろの道を塞ぎます。カルナ(中央左)とジャヤドラタ(中央右)が率いる敵軍の中に閉じ込められたアビマニュは勇敢に戦うが、矢のシャワーを浴びて死亡した。兵士と従者が激しい戦闘を繰り広げる . . . 本文を読む
バリのネカ美術館でバリの著名な画家レンパッドの一連の絵画を見た時のこと、一枚の絵がなんだか桃太郎に似ているなと思った。
気になってネットで調べるとラマヤナ物語と桃太郎の類似性が記されていた。ラマヤナ物語は紀元三世紀にインドで生まれたヒンドゥの物語だが日本には宝物集という仏教説話集に猿、熊、禿鷹の物語として鎌倉時代に伝わっている。
熊が犬に、禿鷹が雉に、猿はそのまま伝わった。スリランカが鬼ヶ . . . 本文を読む