まさおレポート

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マッサージ

2011-08-09 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)

バリ島暮らしの楽しみの一つにマッサージがある。バリに滞在して2年半、コンスタントに毎週2時間のマッサージを欠かさない。今日もそのマッサージの日に当たっていて午前中をマッサージで過ごす。

バリ島に来た当初は海岸のおばさんのマッサージが日課となっていた。そのうち海岸のマッサージは砂とマッサージオイルが体についたままだと不快なのでだんだんと敬遠するようになる。次に滞在ビラに来てくれる人を見つけて毎週来てもらうことになる。この人は60歳を優に超しているのに元気もので、しっかりしたマッサージをしてくれたがこちらより高齢者にマッサージをしてもらうのも多少気が引ける。

ときたまキンタマーニに行く機会があるとこの地の大工のおじさんがなぜかマッサージもやると紹介されていくたびにお願いする。ごつい体で日頃大工で鍛えているのか力が滅法強い。紹介してくれたマデはこのひとのマッサージでないと受けた気がしないという。なかなか味のあるマッサージであったが最近は行く機会が絶えている。

サヌールに一年半、こちらに越してからはウブドからやってくる女性に毎週お願いしている。この人は女性のマッサージに似合わず力が強い。たまに疲れているときがあり、ちょっと力が入らない時もあるがおおむね毎回最後まで手を抜かないのが特徴だ。おそらく日に4時間以上の客があるときは疲れているのだろう。この人は調子の良い時は手から気が出ているので、すごく熱くなる。そうでないときもあるが手の温度でその日の調子がわかる。

人にマッサージの話をすると、それぞれごひいきのマッサージ師をもっていることがわかる。スウェーデン人の知人がひいきのマッサージさんは気だけでマッサージするのだという。軽く触れるか触れないかのマッサージだが終わった後は実に気持ちがよいという。一度試してみたいと思いながらまだ実現していない。

今まで経験したマッサージの中でベストはタイのホテルで経験した。これは20代の男性だが彼の一押し一押しが実に神秘的なほどツボを得ていて気持ちがよかった。確かオイルを使わなかったと記憶している。オイルマッサージは単に撫でているだけでもそこそこ気持ちがよいので技術が発達しないのだろう。バリのスパのマッサージもにわか仕立てのマッサージスタッフがほとんどだが、上手いマッサージさんは極めて貴重だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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