まさおレポート

孫さんが2022年度第三四半期決算発表で見せた微妙な変化

youtubeでSBG決算発表を見た。孫さんは決算内容については嵐の中にあると。アリババの占めるウェイトが減ってきたこととアームの売却を断念したことを述べ、アームの今後とNAVの増大を力説していた。ここまでは今までの孫さんと変わったところはない。


孫さんは質疑のなかで引退時期のことを聞かれ、「今はAI革命が面白くてしょうがない。こんな面白いことを手放すのは惜しい。手放すと一度におじいちゃんになってしまう。70でも80でも現役でやりたい」という趣旨のことを述べていた。AI革命が面白くてしょうがないというのは何回も聞いたが70でも80でも現役でやりたいというのは初めてだ。(アカデミア構想との関係はどうなるのかな)

又、ボーリングの話に触れ、還暦を超えてからスコア200を2回超した話もして自らの若さをアピールしていた。

孫さんは引退のことを今までに少しづつ伸ばしてきているのは知っている。60歳引退→60代引退としてきている。今回は大幅に伸ばして70でも80でも現役でやりたいとの宣言だ。やはり微妙な変化ではないがメディアはあまり着目していないようだ。


そこで妄想をたくましくしてあれこれ考えてみた。(もとより本人に聞いたわけではないのであくまでも妄想の域だが)

最初に浮かんだのが二人の引退だ。ラジーブ・ミスラとマルセロ・クラウレの引退で、投資家に与える影響から自らの引退の事実上の撤廃を宣言したのかと。つまり60代引退の本音は変えていないが投資家向けのアピールかなと。


次に孫さんの愛好するワインであるシャトー・ムートン・ロートシルトからの連想でロートシルトつまりロスチャイルド家のことが頭に浮かんだ。

ロスチャイルド家は5人の息子が世界に散らばり世界大戦の各国への金融で推測不可能なほどの金をあつめた。そして孫さんはロスチャイルド家当主と友達だと言う。

ロスチャイルド家は血脈による存続だ。ひょっとして孫さんはかつて否定した血脈による存続が後継者の難しさから頭をもたげ初めてているのかなともふと思ったが血脈の誰彼を考えてみても可能性は低そうだ。


考えれば考えるほど孫さんの目指す300年企業と後継者問題は密接に絡み合ってむつかしいなと。

 

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