まさおレポート

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バリ島ウブドレポート8日目

2023-06-13 | バリ島 絵画・紋様・アート・クリス・美術館・ワルター シュピース
宿の近くを散策する。
いつも通らない道を入ってみるとライステラスが広がる。いつも歩いているのは広大なウブドのごく一部だということがわかる。
何よりも大事なのは川の水でスパックと称する水の管理組合が重要な存在となる。日本も同じだった。

落ち葉を焼く煙に林が映える。


卒塔婆風の竹を見かける。
 

あまり美味しくない固いデニッシュをかじりながら歩くと宿の近くに美術ギャラリーがある。アルマの分館だと説明された。目立たない佇まい。
入り口から入った部屋だけかと思ったが奥に多くの部屋がある。
 

天国的なバリ曼荼羅。何やら仏画の感じがしませんか。

森の曼荼羅に見えてくる。

こんな風に濁りのない色調は珍しい。

バリの神の目で見た自然と暮らし。

区切りが面白い。ばり特有の画法。

不思議なエロス。母と子かと思ったがどうも違う。

なんとも楽しい色調の樹木。

オーソドックスな舞踏絵に見えて新しい。ジュプンの冠をつけている。手には扇子が。

これもバリの神の目で見た稲作。
細密の稲作風景。黄金のイネを感動を持って描くのもバリ特有。稲に神を見ている。

この色調はわたしの好み。

バリでは珍しいアブストラクトな作品。でもそこはかとなくバリ。
透明感のあるバリ曼荼羅に見えるのはわたしだけか。

おーまるでデュフィのタッチ。

ハーレムの画風でバリ女性を描く。

これもいいな。黄金のライステラス。
おーエロス。春画。少しもいやらしさがない。

観音様に見えるが学問の神。

鮮やかな色を使わないのでしっとりとしたバリの情感が漂う。これも交わる川チャンプアン。
中央にハヌマン、踊るのはシータとランカの姪、ケチャは猿のスグリバ軍団だがみんな胸が豊かなメス猿だ。

以下鳥の絵が見事だ。





バリ人の鳥を見る目は特別なものがある。鳥は神の使者か。

こんなギャラリーが発見できると午前中の散歩は充実感がある。
午後はバリコーヒーを飲んで執筆に励む。
夕食は同じ店でトムヤンクンとご飯とビールで750円。
 

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