インドネシアでゲッコーと呼ばれるヤモリの親戚が、ジャワ島でにわかに金になるとして注目があつまっている。中国や韓国でガンや呼吸器系の薬として重宝されるという。日本にもイモリの黒焼きがあるが、似たものなのだろう。しかし村人が生活費を稼ぐために乱獲するのでの生態系の破壊が心配されているという。
トッケィが7回続けて鳴くと幸運がおとずれる。トッケィは南方のヤモリの一種で学名はゲッコー（gekko=gecko）。インドネシアではトッケィ、ベトナムではカッケーと呼ばれる。どれも鳴声からきている。
30センチ近く肌に赤い斑点青点で美しいとはいえない。「ゲッコー・ゲッコー」「グァゴー・グァゴー」は求愛のメッセージかもしれない。かゆみ止めに効く、アラックに混ぜて飲むとか。トッケーを丸焼きにして薬にするジャムーにも使われる。
トッケイをサテ（sate）にすると味は鶏肉で身体が熱くなってくる、色白のチチャッは鶏肉のように美味しい、バッソのスープに入れて食べるとエナッ（おいしい）と口々に。